
K-POPグループ Red Velvet のメンバー、ウェンディの日常的な出勤姿を収めた映像が、日本で大きな話題となっている。もともとは韓国ファンの間で共有されていた短い動画だったが、2024年末から日本国内で再生回数が急増し、今年に入って再び拡散。現在も高い関心を集め続けている。
映像に収められているのは、ウェンディがラジオ番組の収録へ向かう様子だ。スケジュールが押している状況でも、ファンへの差し入れを気にかけながら丁寧にあいさつを返す姿が映っており、日本の視聴者が注目したのは、その後に見える「マネージャーへの気遣い」だった。

動画では、マネージャーが両手に荷物を抱えてドアを開けられなくなると、ウェンディが自然な動作でドアを引き、相手を先に通す場面が確認できる。決して大げさな振る舞いではなく、本当に“身についている習慣”のように見える所作が、視聴者の心をつかんだ。
SNS上には日本のファンから、次のような声が多く寄せられている。
・忙しいのに周囲への気配りが自然に出ているのがすごい
・あれは意識しないとできない。普段からの人柄が表れている
・荷物で手がふさがっているマネージャーさんを先に通すなんて、本当に思いやりが深い
・見ていて温かい気持ちになる。人気の理由がよく分かる
こうした反応は、単に「韓国アイドルのマナーが良い」という評価にとどまらず、日本の視聴者が日常で大切にしている誠実さや周囲への配慮、一緒に働く人への敬意といった価値観と重なる点が、動画が広く支持された背景だとみられる。
ウェンディの短いワンシーンは、日本では「千万回再生を生む日常映像」として語られ、K-POP人気とは別の次元で、ひとりのアーティストの人柄そのものが注目される現象となっている。













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