メインメニューへスキップ(上段) メインコンテンツへスキップ メインメニューへスキップ(下段)

「外交は身内で決める!」トランプ氏、“側近5人”に米国の命運を丸投げの衝撃

織田昌大 アクセス  

側近5人に委ねられたトランプ大統領の外交

バンス副大統領、ルビオ国務長官、ウィトコフ特使ら少数側近に一任

 引用:Newsis
 引用:Newsis

ドナルド・トランプ米大統領が、外交・安全保障政策を公式の意思決定機関ではなく、少数の最側近に頼って進めているとの分析が出ている。こうした手法では、トランプ大統領のもとに多様な意見が上がりにくく、核心側近同士の足並みも乱れかねないとの懸念が指摘される。ロシアとのウクライナ戦争終結交渉をめぐる混乱は、その典型例とみられている。

米政治専門メディアのポリティコは7日(現地時間)、トランプ大統領がロシアや中東のみならず、ベネズエラへの軍事行動の検討といった重要な外交案件を、限られた最側近の補佐官グループに事実上一任していると報じた。大統領の厚い信頼を受ける側近としては、J・D・ヴァンス副大統領、マルコ・ルビオ国務長官、ピート・ヘグセス国防長官、スージー・ワイルズ大統領首席補佐官(ホワイトハウス長官)、スティーブ・ウィトコフ中東特使の名が挙がる。なかでも不動産事業家出身でトランプ大統領の古くからの友人であるウィトコフ特使には、外交経験がまったくない。

引用:Newsis
引用:Newsis

ここに、大統領の娘婿ジャレッド・クシュナーも必要に応じて加わる。過去にはイスラエルとハマスの停戦合意をめぐり仲介役を務めたこともあり、ウィトコフ特使の推薦で再び関与するようになったとされる。ポリティコは、従来外交政策の中枢を担ってきた国務省の官僚機構よりも、友人や家族、政治的側近で構成された「身内グループ」をトランプ大統領が重視している実態を映し出していると評している。

トランプ大統領は、こうした事実上の「非公式アドバイザー」たちを、必要に応じて即興的に呼び集める。メンバーの経歴やバックグラウンドはさまざまだが、「最終決定権はトランプ大統領にある」という点を除けば、互いの関係はおおむねフラットだという。トランプ大統領はこのやり方について、意思決定を迅速化し、情報漏えいのリスクも抑えられるという利点があるとみていると伝えられる。

引用:Newsis
引用:Newsis

一方、米外交筋からは副作用を懸念する声が強まっている。リチャード・ハース米外交問題評議会(CFR)名誉会長は「複数の人物がそれぞれ独立して外交交渉を進めるのは極めて危険だ。全体を統括する一人がいた方がはるかに望ましい」と指摘した。トランプ大統領が明確な「司令塔」を置かないことで、側近たちが個別に動き、それぞれの動きが食い違う恐れがあるという見立てだ。

実際にウクライナの停戦交渉では、ロシア側にはウィトコフ特使とクシュナーを派遣し、ヴァンス副大統領とルビオ長官には欧州の同盟国やウクライナ側との協議を担当させるなど、役割分担が複雑になっている。これについてハース名誉会長は「台所に料理人が多すぎれば、ウクライナ・欧州・ロシアそれぞれに伝えるメッセージの整合性を保つことはできない」と苦言を呈した。

織田昌大
odam@kangnamtimes.jp

コメント0

300

コメント0

[ニュース] ランキング

  • 「トランプ案にロシアだけニンマリ」...“領土放棄”前提の終戦案に欧州は警戒、ウクライナは拒否!
  • 「ロシアは脅威ではない!」米“新安保戦略”に欧州驚愕...プーチンは絶賛「対話の窓が開いた」
  • 「日本は80年間全く反省なし!」王毅がドイツ外相の目の前で日本非難...ドイツに同調迫る
  • 「小さくてかわいいね」トランプ“鶴の一声”に業界も右往左往...“超小型EV”を米市場に投入へ
  • 「米軍、毎回シミュレーション負け」...米軍の弱点露呈、中国極超音速ミサイルに次々撃沈の衝撃シナリオ!
  • 「メキシコよ、水をよこせ!」トランプ氏、メキシコの“水サボり”に関税制裁で恫喝

こんな記事も読まれています

  • 「品質が持たない」テスラに“10年最悪の烙印”、検査が暴いた致命的欠陥率…EV覇者の失速か
  • 「ポルシェが封印技術を再設計」水噴射で内燃機関の限界を押し広げる
  • 「韓国で“軽量FRの逆襲”始まる」大型化一辺倒の韓国でMX-5が異例の注目を集める理由
  • 「メーターを見る一瞬が危ない」SHOEIが世界初の完全統合ARで安全常識を覆す
  • 「車が宙を舞い、まさかの宙づりに!」雪に飲み込まれた米国…車が次々衝突・転落で道路は地獄絵図
  • パパの隣は絶対譲らない! 妹の頭に“ドスン”と座る柴犬お姉ちゃんの勝ち方がヤバい
  • 「外交は身内で決める!」トランプ氏、“側近5人”に米国の命運を丸投げの衝撃
  • 「トランプ案にロシアだけニンマリ」…“領土放棄”前提の終戦案に欧州は警戒、ウクライナは拒否!

こんな記事も読まれています

  • 「品質が持たない」テスラに“10年最悪の烙印”、検査が暴いた致命的欠陥率…EV覇者の失速か
  • 「ポルシェが封印技術を再設計」水噴射で内燃機関の限界を押し広げる
  • 「韓国で“軽量FRの逆襲”始まる」大型化一辺倒の韓国でMX-5が異例の注目を集める理由
  • 「メーターを見る一瞬が危ない」SHOEIが世界初の完全統合ARで安全常識を覆す
  • 「車が宙を舞い、まさかの宙づりに!」雪に飲み込まれた米国…車が次々衝突・転落で道路は地獄絵図
  • パパの隣は絶対譲らない! 妹の頭に“ドスン”と座る柴犬お姉ちゃんの勝ち方がヤバい
  • 「外交は身内で決める!」トランプ氏、“側近5人”に米国の命運を丸投げの衝撃
  • 「トランプ案にロシアだけニンマリ」…“領土放棄”前提の終戦案に欧州は警戒、ウクライナは拒否!

おすすめニュース

  • 1
    「韓国で“軽量FRの逆襲”始まる」大型化一辺倒の韓国でMX-5が異例の注目を集める理由

    フォトニュース 

  • 2
    「メーターを見る一瞬が危ない」SHOEIが世界初の完全統合ARで安全常識を覆す

    フォトニュース 

  • 3
    「なぜ今プリウスなのか」高金利・高油価の韓国で“家計を救う車”が逆転台頭

    フォトニュース 

  • 4
    「有名俳優、屋根から転落死!」Netflixで活躍の俳優、事故で帰らぬ人に...享年55歳

    エンタメ 

  • 5
    「前払いで歯を全部抜いたのに」...韓国の歯科、“突然閉院”で患者怒りの告訴ラッシュ!

    トレンド 

話題

  • 1
    「元気出してワン!」飼い主の涙にティッシュくわえて抱きしめる“天使犬”...究極の癒しにネット民感動

    フォトニュース 

  • 2
    「標高1,800mでサッカー!?」ロシア男性、“天空のサッカー場”でボール蹴り、世界記録挑戦!

    トレンド 

  • 3
    「本当に俺の子なのか?」元彼の一言に激怒、マンション11階から赤ちゃんを突き落とす!

    トレンド 

  • 4
    母ワシ、“警告なしの急襲” 雛を狙う大蛇に一撃、崖上で起きた逆転劇

    フォトニュース 

  • 5
    米英の新型ハイブリッドが超音速時代を再起動、マッハ3の壁が崩れる

    トレンド 

シェア

[cosmosfarm_share_buttons url="https://dailyview.net" title="ピッコン" align="center"]