
中国が台湾東部海域で「海上交通特別取り締まり作戦」を実施する中、台湾当局はこれを「国際法違反だ」と反発し、艦艇を派遣して対応した。
台湾の海洋委員会海巡署(海巡署)は7日、声明を発表し、「中国は台湾東部海域においていかなる主権的権利も有していない」としたうえで、「中国の関連措置は国際法に違反するものであり、事実を著しく歪曲している」と批判した。また、「統合的な偵察・監視・捜索体制を通じて中国船舶の動向を継続的に監視している」とし、「必要な艦艇を配置し、適切に対応している」と説明した。
同日夕方、海巡署は別の声明で、「中国海警船3隻と救助船1隻の計4隻が、同日午後2時5分ごろ、台湾最南端の鵝鑾鼻の南西約30海里にある台湾の制限水域に進入した」と明らかにした。さらに、「『高雄艦』などを投入して中国船舶を監視し、直ちに無線で退去を要求した。約3時間後の午後5時30分ごろには、4隻すべてを制限水域の外へ退去させた」と述べた。
これに先立つ6日、中国交通運輸部は、「福建省海事局や広東省海事局、東海航海保障センター、東海救助局を動員し、台湾東部海域で海上交通特別取り締まり作戦を実施する」と発表した。
交通運輸部は、「今回の作戦は中国の海上行政・法執行管轄権を全面的に実施するものだ」とし、深海・遠洋海域における巡視・法執行能力や、重点水域での交通管制能力を強化し、海上交通の安全を確保するとともに、国家権益を守ることが目的だと伝えた。
中国側は特に、「日本とフィリピンが『中国台湾島』東側海域を巡る海域境界画定交渉の開始を一方的に宣言し、中国の領土主権と海洋権益を著しく侵害した」と主張し、今回の作戦はこれに対する必要な措置だと訴えた。
これに対し、台湾海巡署は、中国の作戦に備えて警戒態勢を維持していると明らかにした。
海巡署は現在、「高雄艦」「淡水艦」「吉安艦」「長濱艦」「花蓮艦」などの巡視船5隻と100トン級巡視艇2隻を関連海域に配置し、監視を強化している。さらに、「中国が日本とフィリピン間の交渉を口実に管轄権を行使しようとしている」と厳しく非難し、「あらゆる手段を講じて国家主権と海洋安全を守る」と強調した。
















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