
中国の習近平国家主席が今年初の海外訪問先として8日、北朝鮮を訪問した。2019年以来7年ぶりの訪朝で、中国の最高指導者が北朝鮮を2度訪問したのは習主席が初めてだ。彼は2008年に国家副主席として初めて中国中央政府の要職に就いて以来、初の海外訪問先としても北朝鮮を選んだ。
習主席はこの日、北朝鮮の朝鮮労働党機関紙・労働新聞の1面に掲載された寄稿文で「中朝友好」を強調した。彼は「時代がどう変わり、国際情勢がどう変化しても、伝統的な中朝友好は常に不敗のものである」とし、「最高指導部による戦略的な導きこそが、中朝関係の最大の強みである」と述べた。
続けて「歴史を振り返ると、中朝両国の旧世代の指導者たちは互いに親しく付き合い、気さくに過ごしていた」とし、「ここ数年、私は北朝鮮の金正恩総書記と6回の会談を持ち、緊密な戦略的コミュニケーションを維持しながら中朝関係発展の設計図を共に描いた」と語った。
2019年の習主席の訪朝前、金総書記は2018年から4回も中国を訪れていた。今回の訪朝は昨年9月、中国で行われた中国人民抗日戦争・世界反ファシズム戦争勝利80周年記念式典に金総書記が出席したことに対する答礼で、北朝鮮の地位が上昇した証左と見られている。
特に習主席は労働新聞の寄稿文で「覇権主義と強権政治に反対し、軍国主義の復活を企て、地域の安全と安定に危害を与えるあらゆる野望と策動に反対しなければならない」とし、米国と日本に警告した。これに先立ち、習主席は米中首脳会談と英中首脳会談で異例にも日本に対する強硬な姿勢を示し、米国側の関係者たちを困惑させるほどだったと伝えられている。
5月に中国を訪問した米国のドナルド・トランプ大統領にも、習主席は日本の国防費増額に伴う再武装を厳しく非難し、1月に中国を訪問した英国のキア・スターマー首相にも日本の軍事力強化を批判した。一方、日本は習主席が金総書記と話し合うとされる「豆満江開発計画」について安全保障上の変数になり得ると懸念を示した。
先月の中ロ首脳会談で、中国とロシアは北朝鮮・中国・ロシアの国境地帯である豆満江下流を開発するプロジェクトを継続することで合意した。豆満江開発計画は1991年、国連開発計画(UNDP)の主導で始まり、韓国、中国、ロシア、モンゴルが主要メンバーとして活動しており、北朝鮮は一時脱退するなど事業の浮き沈みが激しかった。
日本経済新聞は豆満江開発計画を通じて中国が日本海に進出する拠点を整えることができると指摘した。産経新聞は最近、中国の日本海に対する関心が高まっているとし、3月末から東北三省(遼寧省・吉林省・黒竜江省)などを管轄する中国海軍北部戦区の艦船5隻が日本海を航行したと伝えた。
北極海の航路を重視する中国が豆満江を通じて日本海に進出すれば、北海道とロシアのサハリン間の宗谷海峡(ラ・ペルーズ海峡 )を通じて北極海に至る最短距離の不凍港航路を確保することになる。
















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