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トランプ大統領「ロシアとウクライナで解決を」…停戦仲介に距離置く姿勢鮮明

竹内智子 アクセス  

引用:Daum
引用:Daum

ドナルド・トランプ米大統領がロシアとウクライナの戦争について「当事者同士で解決すべきだ」との考えを示した。大統領選期間中や就任前後に「自分なら24時間以内に戦争を終わらせられる」と主張していた姿勢から距離を置いた形となる。

トランプ大統領は5日(現地時間)ホワイトハウスで記者団から、ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領がウラジーミル・プーチン露大統領に送った公開書簡について質問を受けた。

両首脳が米国の仲介なしに直接対話することを望むかとの問いに対し、トランプ大統領は「反対しない。彼ら自身で解決するように任せればいい。うまく解決すると思う」と答えた。

続けて「この戦争は決して起きるべきではなかった。私が開戦当時の大統領だったなら、決して起きなかっただろう」と強調した。

トランプ大統領の今回の発言は、ゼレンスキー大統領が公開書簡でプーチン大統領に対して戦争終結に向けた直接会談を提案した後に出たものだ。

ゼレンスキー大統領は4日に送付した書簡で、米国や欧州諸国を含むより広範な国際的監視の必要性を訴え、将来的には米国がロシアとウクライナの停戦監視に関与する可能性にも言及した。

これに対しプーチン大統領は「現時点で首脳会談に意味はない」として、会談の可能性を否定した。

ゼレンスキー大統領「ロシアは北朝鮮なしでは戦えない」

ゼレンスキー大統領の公開書簡はロシア側への強い牽制を意図した内容だったとの見方も出ている。

ゼレンスキー大統領は書簡の中で「ロシアは北朝鮮の支援なしには持ちこたえられなかっただろう」と主張した。さらにロシアを中国など同盟国へ依存する「衰退する大国」と表現したほか、ロシア社会に広がる戦争疲れにも言及し、プーチン大統領を刺激する内容を盛り込んだ。

引用:ゼレンスキー大統領のXアカウント
引用:ゼレンスキー大統領のXアカウント

また、ゼレンスキー大統領は外交的圧力に加え軍事的圧力も強めた。書簡が公開される数時間前には、ウクライナ軍はサンクトペテルブルクに向けてドローン攻撃を実施し、長距離攻撃能力を誇示した。

この件に関してゼレンスキー大統領は書簡で「ご存じの通り、この距離は我々の能力の限界ではない」と記し、自信を示した。

ゼレンスキー大統領、プーチン大統領が最も嫌がる表現を選んだ

今回の公開書簡はゼレンスキー大統領が意図的にプーチン大統領を刺激する表現を選んだと報じられている。

フランス紙ル・モンドは6日(現地時間)ゼレンスキー大統領側近の話として「ゼレンスキー大統領は書簡に盛り込む表現を一つひとつ自ら選んだ」と伝えた。側近は「プーチン大統領の自尊心を傷つけ、不快感を与えるリスクを承知の上で、圧力をかけるメッセージを模索した」と説明したという。

ウクライナ大統領府の高官も「この書簡はプーチン大統領だけでなく、ロシアのエリート層や国際社会に向けたメッセージでもある」とし「現状を直視し、戦争終結に向けた圧力を強めるべきだという意図がある」と語った。

今回の公開書簡はロシア国内にも一定の波紋を広げる可能性があるとの見方が出ている。

引用:Daum
引用:Daum

ロシアの独立系メディア、ノーバヤ・ガゼータ・ヨーロッパのキリル・マルティノフ編集長は「ゼレンスキー大統領の書簡がロシアで直ちに反乱を引き起こすことはないだろうが、エリート層や軍上層部に少なからぬ動揺を与える可能性がある」と指摘した。

ロシアの政治学者でジャーナリストのファリダ・ルスタモワ氏も「社会的、政治的疲労感が高まる中で発せられた適切なメッセージだ」と評価し「停戦交渉の可能性が取り沙汰される中、ゼレンスキー大統領はそれを積極的に活用している」と分析した。

ゼレンスキー大統領は公開書簡で「ロシアが疲弊すれば変化は訪れる」と警告した。これは、戦争や経済危機によってロシア社会が消耗した時期に体制変化が起きた歴史を念頭に置いた発言と受け止められている。

一方、ロシアは2022年2月の開戦以降、前線での進軍速度が最も鈍化し、獲得する領土も縮小しているとの分析が出ている。さらに、石油関連施設をはじめとする戦争遂行に欠かせないエネルギー施設が相次いで攻撃され、厳しい戦況に直面しているとの見方も出ている。

竹内智子
//= the_author_meta('email'); ?>editor@kangnamtimes.com

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