
例年より早い猛暑が到来し、熱中症対策商品の需要が急増している。
国内では6~8月の気温が平年より高くなる見通しとなる中、すでに6月上旬から全国各地で30度を超える暑さが観測され、冷却商品市場が活況を呈している。
5日の読売新聞によると、こうした猛暑の中「背負うエアコン」と呼ばれるウェアラブル冷却装置が注目を集めている。
この装置は愛知県の建設会社が開発したリュック型の冷却装置で、ベスト型ウェアの背面にエアコンユニットを搭載した構造となっている。ファンで風を送る方式ではなく、冷媒を圧縮・循環させる仕組みを採用しており、着用者の体を直接冷やせるのが特徴だ。
内部には小型コンプレッサーを搭載し、冷媒を循環させることで首元まで冷却できるよう設計されている。これにより、熱中症予防効果の向上が期待できるという。
価格は約11万4,000円で、一般的な作業着と比べると高価だが、建設現場や工場など高温環境での作業を中心に注文が相次いでいるという。
開発した建設会社は「高温環境での作業は個人の対策だけで乗り切れるレベルではない」とした上で、「これは命を守るための装備だ」と強調した。
また別の研究機関の関係者は「熱中症対策は個人の水分補給だけでなく、企業や行政も一体となって作業環境を改善する必要がある」と指摘した。
このほか国内では今年、冷却スプレーや瞬間冷却パッチ、フェースカバー、アームカバーなど、さまざまな猛暑対策商品が販売が拡大しているという。
















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