
高市早苗首相が高い支持率を維持する中、公式の場で手にしていたバッグやペンなどが注目を集めている状況である。
産経新聞が6日付で報じたところによると、高市首相が就任後初めて官邸に入る際に持っていた黒い革のトートバッグが話題となり、現在はすべての在庫が完売したと報じている。次回の入荷は、来年8月になるとされている。価格は13万6,400円と高額であるにもかかわらず、注文が殺到していることが伝えられた。
このトートバッグは、東京都渋谷区の老舗「濱野皮革工藝」が30年前から販売している「グレースディライト・トートバッグ」である。長野県の工場で高品質の革を使用し、職人が手作業で仕上げているという。
また、就任記者会見で高市首相が手にしていた三菱鉛筆の「ジェットストリーム多機能ペン4&1」も注目を集めている。三菱鉛筆の広報担当者は「就任会見から1カ月が経過しても問い合わせが続いている」と述べた。
さらに、若い世代に人気の韓国コスメも、高市首相の発言をきっかけに関心が高まっている。
高市首相は10月の記者会見で日韓関係について言及した際、「韓国コスメも使用している」と述べ、韓国の李在明(イ・ジェミョン)大統領から化粧品を贈呈されたことを明らかにした。
韓国化粧品協会によると、高市首相のこの発言により認知度が上昇し、テレビショッピングでは40代以上の年齢層を対象とした番組枠が増加したとされる。
就任から2カ月が経過した高市内閣の支持率は引き続き高水準にある。
日本経済新聞とテレビ東京が先月28~30日に全国の成人1,006人を対象に実施した世論調査では、「支持する」との回答が75%となり、10月の前回調査(74%)に続き高い支持率を維持した。「支持しない」との回答は18%にとどまったという。














コメント0