
英国の裁判所は、自らを「インターセックス(間性)」と主張していた生物学的男性に対し、児童への性的加害の罪を認定し、有罪判決を言い渡した。
海外メディアの報道によると、ナタリー・ウルフ被告(47)は、当時13歳だった女性の重要な身体部位にわいせつに触れた罪に問われ、懲役3年6カ月の実刑判決を受けた。
被告は犯行後、ライアン・ヘイリーに改名し、女性として生活していたことが明らかにされている。
裁判において、被告は容疑を全面的に否認し、自身は「インターセックス(間性)」であると主張したほか、「陰謀論の被害者である」「陪審員は現在催眠状態にある」などと発言した。
しかし、裁判所はこれらの主張を退け、ウルフ被告を男性収容施設に収監する判断を下した。今回の判決により、被告は生涯にわたって性犯罪者登録簿への登録が義務付けられることとなった。
被害女性は、「幼少期に受けた性的被害が、人生の全ての側面に深刻な影響を及ぼしてきた」と語ったうえで、「私だけでなく、男性から性的虐待を受けた女性や子どもたちのためにも声を上げると決意した」と訴えを述べた。
さらに、「ついに加害者が、しかるべき代償を支払う時が到来した」とも付け加えている。













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