
米テキサス州ヒューストンで、迷い犬が3歳の男児に襲いかかり、顔を負傷して歯を失う事故が発生した。
英紙デイリー・メールなどの報道によると、事故が起きたのは先月18日、ヒューストン在住のアレックス・カペティーヨ氏宅の前だった。自宅付近に迷い込んだとみられる犬が現れ、母親のバレリアさんが飼い主を探すために犬の写真を撮影していたところ、近づいてきた3歳の息子に犬が突然襲いかかり、顔や首をかみついたという。
異変に気付いた父親のアレックスさんはすぐに駆け寄り、犬を家の外へ投げ飛ばして男児を救出した。しかし、男児は左眼窩骨折のほか、顔の複数箇所に裂傷を負い、さらに乳歯2本を失う重傷を負った。
バレリアさんは当時の状況について、「あまりにも一瞬の出来事で、止めることができなかった」と語っている。
事故後、ハリス郡公衆衛生局は犬の飼い主ジェレミー・アームストロングに対し、狂犬病検査のため10日間の隔離措置を求める通知を送付した。しかし、命令は守られず、同局は今月2日、問題の犬を押収したと発表した。
アームストロングは犬が自身の所有であることは認めているものの、襲撃に関する責任については否定しているという。














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