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2025年08月12日火曜日
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【衝撃の証人】おしゃべりオウムの一言“2個で25”が英麻薬組織壊滅と103年重刑を導く

引用:Facebook@Blackpool Police 
引用:Facebook@Blackpool Police 

「マンゴー」という名前の話すオウムが、イギリス警察による麻薬組織摘発において重要な手がかりとなったと、「デイリー・テレグラフ」や「BBC」などのイギリスメディアが6日(現地時間)に報じた。

イギリス・ランカシャー州ブラックプール警察は最近、同地に住む麻薬犯アダム・ガネット(35)の自宅を急襲した。

警察はヘロインやコカインなどの麻薬を大量に押収。ガネットの携帯電話を調べたところ、彼の恋人が飼っているペットのオウムが紙幣で遊ぶ動画を発見した。

その後、警察はガネットの恋人シャノン・ヒルトン(29)への捜査を拡大。ガネットの携帯電話から、ヒルトンが自分のオウム「マンゴー」に「2個で25」と教える様子や、マンゴーがそれを真似る映像を確認した。

マンゴーが繰り返し真似た「2個で25」は、ガネットの麻薬密売組織のディーラーが取引時に使っていた隠語で、「小型コカイン2袋で25ポンド(約5,000円)」を意味するという。

イギリス警察は、マンゴーの発言や、ガネットとヒルトンの携帯電話に残されていた映像・写真・メッセージ記録などを手がかりに捜査を進め、2人を含む麻薬組織15人を一網打尽にした。

ガネットは2023~2024年に刑務所に収監されている間、密かに持ち込んだ携帯電話を使って恋人のヒルトンら組織メンバーに遠隔で指示を出し、組織を運営していたことが判明した。

イギリス裁判所は先週、首謀者ガネットに懲役19年6か月、恋人ヒルトンに懲役12年を言い渡すなど、麻薬組織員15人に合計103年の重刑を科したと報じられている。

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