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「これが犯罪とは…」子どもの安全のため外した掲示物、母親が器物損壊に問われる理不尽な事件

竹内智子 アクセス  

引用:この画像は記事の内容と一切関係ありません
引用:この画像は記事の内容と一切関係ありません

アパートのエレベーターに貼られていた掲示物を、子どもの安全を理由に取り外した住民が告訴され、刑事事件に巻き込まれた。

京畿(キョンギ)・金浦(キンポ)警察署によると、30代の女性Aさんは6月27日、金浦市内のアパートのエレベーターで掲示物を剥がしたとして、器物損壊の容疑で立件され検察に送致された。

Aさんは、生後間もない娘が掲示物に手を伸ばす姿を見て、ケガをするのではと心配し取り外したという。掲示物はA4用紙を何枚も重ねたもので、すでに端が破れてめくれ上がっており、管理事務所の押印もなく大したものではないと考えたと説明した。ところが掲示物の所有者が問題視して告訴し、警察は防犯カメラ映像などを分析した結果、容疑が成立すると判断した。

Aさんは「違法チラシを剥がすのと同じ感覚で取り除いただけで、犯罪になるとは思わなかった。とても当惑しており納得できない」と述べ、「長年教職に就いてきたが、警察署に行ったのは初めてだ。誰かの財産を軽んじたり奪おうとする意図はまったくなかった」と訴えた。

事件の背景には、アパートの入居者と入居者代表会との間の対立があった。特定住民の主張が書かれた掲示物が各エレベーターに貼られていたが、対立が深刻で管理事務所も簡単には処理できなかった。3人の子育てに追われていたAさんは、こうした事情を知らなかったという。

管理所長や住民代表が告訴人に対し告訴の取り下げを求めたものの、受け入れられなかった。警察は「Aさんの立場からすれば気の毒な面もあるが、罪が成立しないと判断するのは難しかった」と説明した。

同様のケースは過去にもあった。昨年5月、京畿・龍仁(ヨンイン)では中学生がエレベーターの掲示物を剥がしたとして立件されたが、捜査の結果「掲示物が鏡の機能を妨げており、故意性も認められない」として無罪処分となった。

竹内智子
takeuchit@kangnamtimes.jp

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