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2025年08月24日日曜日
ホームニュース「世界を敵に回す気か!」ロシア、ウクライナ“EU国境35キロ”の米国工場に怒涛のミサイル猛攻…人類の平和を嘲笑する暴挙

「世界を敵に回す気か!」ロシア、ウクライナ“EU国境35キロ”の米国工場に怒涛のミサイル猛攻…人類の平和を嘲笑する暴挙

引用:depositphotos*この画像は記事の内容と一切関係ありません
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ロシア軍は21日(現地時間)、欧州連合(EU)国境から約35キロの位置にあるウクライナ最西端のザカルパッチア州を大規模に攻撃した。多数の民間人が負傷し、米国所有の工場もミサイル攻撃を受けた。

海外メディアによると、ロシア軍は同日夕、ザカルパッチア州ムカチェヴォ市にミサイルと無人機による攻撃を行った。同州はスロバキア、ハンガリー、ポーランドと国境を接し、中心都市ウジホロドからスロバキア国境までは約35キロの距離にある。

今回の攻撃では、米国所有のフレックス(Flex)工場にミサイル2発が着弾し、火災が発生した。ウクライナのボロディミル・ゼレンスキー大統領は「ザカルパッチアで米国所有企業を標的に複数の巡航ミサイルが発射された」と述べ、「米国の投資で運営される民間企業で、コーヒーマシンなどの日用品を生産していた」と強調した。

ロシア軍はリヴィウ地域にも無人機とミサイルによる攻撃を行い、1人が死亡、3人が負傷した。サドヴィー・リヴィウ市長によると、幼稚園を含む26棟の建物が損壊したという。

ゼレンスキー大統領は、平和交渉を議論したアラスカ会談とワシントン会談に言及し、「ロシアは国際社会が戦争回避に向けて努力している事実を無視し、攻撃を続けている」と批判した。そのうえで「ロシアが実質的な交渉に応じる兆候は依然としてない。強力な制裁や関税などの圧力が必要だ」と述べ、国際社会に対応を求めた。

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