
ペットホテルで大型犬と接触し鼻の骨が折れたという女性の訴えが伝えられた。
今月17日、通報者Aさんは5日前に預けていた愛犬を迎えにペットホテルを訪れた際、思いもよらぬ事故に遭った。ペットホテルにいた大型犬がAさんの顔にぶつかってきたのだ。
公開された防犯カメラ映像では、大型犬の隣にいる小型犬がAさんの愛犬だった。愛犬を迎えに来たAさんを見た大型犬は、人に会えて嬉しかったのか、Aさんの前で尻尾を振りながら跳びはね始めた。
ところが勢いよく走ってきて再びAさんに飛びついた大型犬、その際に衝突事故が発生。大型犬がAさんの顔に直撃し、Aさんは痛みに顔を押さえ、うつむく様子だった。
Aさんは鼻に鈍い痛みを感じたが、すぐ良くなるだろうと思い愛犬を連れて帰宅。しかし鼻はどんどん腫れ上がり、炎症まで発生した。
病院で診察を受けた結果、鼻の内側の骨に骨折がある「鼻中隔骨折」と診断され、1週間の薬物治療を受けることになった。
Aさんはペットホテル側と大型犬の飼い主側に事故を知らせた。

大型犬の飼い主は謝罪し、治療費を全額負担すると申し出たが、Aさんは「ホテル内で発生した事故なので、ホテル側に犬を管理する責任がある」としてこれを拒否した。
Aさんはペットホテル側に公式な謝罪と責任ある対応を求めている。
一方、ペットホテル側は「私たちは犬が寝たり休んだりする空間を提供しているだけ」と主張し、Aさんとホテル側の立場は対立している。
これに対し、パク・ジフン弁護士は「民法上、動物の占有者責任に関する条項がある。所有者でなくても占有している人には管理責任がある。契約書の内容にもよるが、基本的にはペットホテル側に責任があると見える」と述べた。
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