ポルトガルとオーストラリアもパレスチナ国家を承認…国連では151か国が承認

G7(主要7か国)の中で、カナダと英国が初めてパレスチナを国家として承認した。
ロイター通信によると、マーク・カーニー首相は21日(現地時間)の声明で「パレスチナ自治政府主導の国家を認め、イスラエルとの平和共存を追求すべきだ」と述べる一方、「これはテロを正当化するものではなく、ハマス(パレスチナ武装組織)は排除されなければならない」と強調した。
キア・スターマー英国首相も「英国がパレスチナを国家として承認することを明言する」と表明し、「これはハマスを認め支持するものではなく、ハマスはパレスチナ自治政府で何の役割も果たすべきではない」と述べ、ハマスに対する追加制裁措置の発表も示唆した。
同日、ポルトガルとオーストラリアもパレスチナを国家として承認すると発表した。パウロ・ランジェル・ポルトガル外相は「公正で持続可能な平和のための二国家解決策を支持する」とし、アンソニー・アルバニージー豪首相も「オーストラリアはパレスチナの正当な権利を認める」と明言した。これにより、国連加盟国のうちパレスチナを主権国家として認めた国は147か国から151か国に増加した。
イスラエルはこれに強く反発し、ベンヤミン・ネタニヤフ首相は「パレスチナを認めることはテロを支持することと同じだ」と述べ、「我が国の中心部にテロ国家を作ろうとする試みに対し、対応を発表する」と警告した。
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