
俳優キム・スヒョン側は、故キム・セロンとの軍務中の交際を否定する証拠となる手紙が存在すると明かした。
2025年9月30日、キム・スヒョンの法律代理人であるコ・サンロク弁護士(法務法人フィル)は、自身のYouTubeチャンネルにおいて、俳優には2016年から2019年春まで実際に交際していた恋人がいたと述べた。これは、キム・セロンの遺族が主張する、中学3年生であった2015年末から2021年7月までの交際説とは異なる。
コ・サンロク弁護士は、キム・スヒョンが軍務中、隙間があれば恋人に電話をかけ、毎日恋人への思いを文章にしていたと付け加えた。
さらに、2018年1月2日の配属直後から始まった日記が、除隊直前の2019年春まで、約150通の手紙形式で記録されていると述べた。
キム・スヒョンは、盗難や紛失による流出を懸念し、これらの文章を郵送せず、休暇のたびに持ち出して恋人に直接見せ、その上で恋人が手書きで返事を書く形で交流していたという。
コ・サンロク弁護士は、キム・スヒョンが2018年4月6日に書いた手紙の一部を公開した。
手紙には「今までこんな不器用な僕の言動に気を遣い、努力してくれる人。愛おしいと思った」「どうしても書きたい君の名前は、僕が気にしすぎるせいで書けない。本当に書きたいよ。愛してるよ、僕が」などの内容が含まれていた。
コ・サンロク弁護士は、キム・スヒョンがキム・セロンに「会いたい」と表現したことについて、一般的な兵士のありふれた表現であり、民間人に詳しい軍生活の話をするのは負担になるだろうという自己検閲的判断と、早く休暇を取りたいという兵士の心理を表したに過ぎないと説明した。
最後にコ・サンロク弁護士は、現在俳優が被っている被害は組織的かつ悪質なサイバー犯罪によるものであると強調し、「フェイクニュースはコンテンツではなく犯罪だ。今こそ社会全体がサイバー組織犯罪の実態を直視し、断固として対処すべきだ」と訴えた。
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