「ゴキブリの命令で殺した」…米ニューメキシコで2人を銃殺した男の供述に衝撃

米国ニューメキシコ州で2人を殺害した男が、動機について「ゴキブリからの指示によるもの」と供述し、衝撃を与えている。

10日（現地時間）、米誌ピープルは、7日に同州サウスバレー地域で銃撃事件が発生したと伝えた。通報を受けた警察は現場で成人男性2人の遺体を発見し、容疑者アレクシス・ヘルナンデス（25歳）を現行犯で逮捕した。ヘルナンデスは1級殺人の容疑で拘置所に収監された。

被害者の1人は家主、もう1人は知人とみられる人物と確認された。供述書によると、ヘルナンデスは「ゴキブリから家主を殺害せよという暗号化されたメッセージを受け取った」と述べた。

関係者によると、ヘルナンデスは日常的に被害妄想の傾向があった。供述書には「家主が照明に監視用カメラを仕掛け、通風口からは不審な声が聞こえた」と記されていた。

ヘルナンデスは身の危険を感じて拳銃を購入し、それを使用して犯行に及んだとされる。現地保安官事務所は「事件は引き続き捜査中」とし、詳細は明らかにしなかった。