
米海軍が東太平洋で麻薬を運搬していると疑われる小型船舶を撃沈し、3人が死亡したとロイター通信が16日(現地時間)に報じた。米南方軍はこの日、ソーシャル・メディア(SNS)の「X(旧Twitter)」を通じて「ピート・ヘグセス米国防長官がテロ組織の船舶を撃沈するよう命じ、それを実行した」とし、「その船舶は違法麻薬密輸に関与しており、当時も麻薬を運搬中だった」と明らかにした。そして「船舶に乗っていた3人のテロリストを射殺した」とし、船舶を撃沈する動画を投稿した。
米トランプ政権は中南米の一部の国の犯罪組織が引き続き米国に麻薬を送っているとし、関連する船舶を次々と撃沈している。現在まで米国軍は21隻の船舶を撃沈し、少なくとも83人を射殺したとされる。これについて欧州など一部の国々は「米軍は国際法を違反している」と批判している。特に英国は麻薬密輸船の空爆が国際法違反だと判断し、約1か月前から情報共有を中断したとされる。CNNは「最も近い同盟国であり情報共有パートナーである英国の情報共有の中断は、米国の軍事作戦の合法性に対する懐疑論を示している」と分析した。













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