
高市早苗総理が台湾有事に集団自衛権行使の可能性に言及し、中国と日本の間の外交的対立が高まる中、日本の芸能人たちが相次いで中国の「一つの中国原則」を支持する立場を明らかにしている。
Newsisの報道によると、18日の中国SNS「Weibo」で、日本の歌手メイリア氏が自身のアカウントを通じて「中国は私にとって第二の故郷であり、私は永遠に一つの中国を支持する」と述べたという。メイリア氏は「中国の友人たちは皆私が大切に思う家族」とし、「中国を愛している」と付け加えた。
メイリア氏は1992年茨城県土浦市生まれで、本名は水橋舞だ。動画プラットフォーム「ニコニコ動画」にアップしたダンス動画で注目を集め、その後男女混成2人組音楽グループ「GARNiDELiA」のメンバーとして活動した。最近では中国のバラエティ番組に多数出演し、中国のファン層を拡大している。
また、中国の抗日戦争ドラマに頻繁に出演した俳優・矢野浩二氏もSNSを通じて「私は一つの中国を永遠に支持し、永遠に愛する」と中国支持の立場を明らかにした。矢野氏は「25年前に一人で中国に来た。ここは私にとってビジネスと友情、人生の意味がある場所」とし、「単なる第二の故郷ではなく、『家』という概念を再認識させてくれた場所」と表現した。
さらに、特撮作品「ウルトラマンA」に出演していた俳優・高峰圭二氏もSNSの「X(旧Twitter)」を通じて「中国と争いを起こして得られる利益が何か分からない」とし、「平和を維持する鍵はお互いに仲良く過ごそうとする努力にある」と述べた。
このような日本の芸能人たちの相次ぐ中国支持発言は、日中間の外交摩擦が激化する時期と重なり注目される。これに先立ち、高市総理は7日の衆議院予算委員会で「中国が軍事力を動員して台湾に武力行使を行う場合、日本の存立危機事態と見なすことができる」と発言した。この発言は中国政府の強い反発を引き起こし、日本に対する留学・旅行自粛勧告や各種交流行事の中止措置が取られた。
中国内では日本の芸能人たちの支持発言がWeiboなどSNSで好意的な反応を得ており、一部では彼らの継続的な放送活動維持のための「事前の布石」という分析も出ている。















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