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「大谷、それが大ごとか?」パドレスの“死球は究極の敬意”発言が波紋…来季、因縁はさらに激化へ

織田昌大 アクセス  

引用:gettyimagesKorea
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ナショナルリーグ西地区は、これまでロサンゼルス・ドジャースとサンフランシスコ・ジャイアンツというビッグマーケット球団が伝統的なライバル関係を築いてきた。しかし、近年はその構図に変化が訪れている。成績が振るわないサンフランシスコが足踏みする一方で、サンディエゴ・パドレスが新たな「打倒ドジャース」のライバルとして台頭してきたのだ。

パドレスは「ドジャース打倒」を旗印に、大型投資を繰り返してスーパースターを獲得し、実際にドジャースを脅かす存在へと成長した。両球団が地区首位を争う中で、これに伴い緊張感の高まる出来事も数多く発生している。近年は「死球」が多く、その中には明らかな報復球ではないかと疑われる場面も少なくなかった。両球団の選手の間には、相手への不快感を隠さない者も見受けられた。

今年6月に行われたドジャース—サンディエゴ戦では、シリーズを通して死球と報復球が連発し、ついには両監督が退場処分を受ける事態にまで発展した。サンディエゴのクローザー、ロベルト・スアレスはドジャースの看板スターである大谷翔平の背中に投球し、処分を科された。スアレスは「故意死球を投げる状況ではなかった」と釈明したが、球場内の選手、さらには主審までもが故意だと確信するほどだった。

人格者として知られる大谷は、飛び出そうとするドジャースのチームメイトを制止し、事態の拡大を防いだ。しかしその後も大谷はサンディエゴに対し冷ややかな態度を保ち続けた。通常、大谷はシリーズに入る際、相手チームの監督に帽子を脱いで挨拶をすることで知られているが、それ以降サンディエゴのベンチには挨拶をしなくなったという声も上がっていた。

引用:gettyimagesKorea
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しかし、サンディエゴ側は大谷のこうした対応に理解を示さず、不満の声を高めている。サンディエゴ地域ラジオ局「97.3FM The FAN」の人気スポーツ番組「Ben and Woods」のパーソナリティ、ベン・ヒギンズ氏は先月末、この話題に触れ、「スアレスは大谷に対し故意で死球を投げたと思う」と語った。

その理由がまた独特だ。ヒギンズ氏は「大谷は相手チーム内で最高の選手として認められている。野球では、スーパースターに死球を投げることは究極の敬意を示す行為だ」と主張した。通常、報復球は自チームで当てられた選手と「同格」の選手に投げるものとされているが、ドジャース最高の選手が大谷であるため、彼に狙いを定めたというのだ。

実際、サンディエゴでドジャース投手から最も多く当てられたのは、チーム最大のスターであるフェルナンド・タティス・ジュニアだった。ヒギンズ氏は同じ文脈で「タティス・ジュニアはチームで最も危険な打者だからだ。ドジャースもその実力を認め、敬意を持っているからこそだ」と持論を展開した。

引用:gettyimagesKorea
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番組の共同パーソナリティ、スティーブ・ウッズ氏も「スアレスが大谷に死球を与えたのは、チームメイトを守るためだった。タティス・ジュニアがあまりにも多く当てられていた」と擁護。さらに「大谷が最高の選手であっても、野球という競技の上には立てない」と断言し、大谷がサンディエゴ側に挨拶をしないことについても「大したことではない。グラウンドで勝負すればいい」と切り捨てた。

ウッズ氏は「報復球は100年以上続く文化だ。相手が我々の選手を狙うなら、こちらも応じるということを示すだけだ」とし、「スアレスの行動は誇らしい」と強調した。ドジャースとサンディエゴのファンダムは事件後も衝突を続けており、来シーズンの両軍対戦もまた大きな話題を集めることになりそうだ。

引用:gettyimagesKorea
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織田昌大
odam@kangnamtimes.jp

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