
米国で8歳の少年が就寝中に感電事故に遭い、一命を取り留めたことが明らかになった。
1日(現地時間)、米誌「ピープル(People)」など複数の海外メディアによると、カンザス州に住むロレンソ・ロペス君(8)は先月20日、ベッドで寝ていた際に感電したという。
ベッドの上には充電中の携帯電話が置かれ、充電器は電源タップに緩く差し込まれていた。ロレンソ君が寝返りを打った際、首にかけていた金属チェーンのネックレスが電源タップと充電器の隙間に挟まり、電流が流れたとみられる。首元に強い熱を感じたロレンソ君は叫ぼうとしたものの、体が硬直して声を出せなかったという。
それでもなんとかネックレスを引き抜き、助けを求めることができた。服には火がついていたという。

ロレンソ君の母親であるコートニー・ペンドルトンさんは、地元放送局の取材に対し、「子どもがあのときネックレスをすぐに外せていなければ、感電死していた可能性があると医療スタッフに言われた」と語った。
ロレンソ君は首や手などに火傷を負い、病院へ搬送されて皮膚移植手術を受けた。オンライン募金サイト「GoFundMe」によると、今後2週間ほど入院治療を受ける予定だという。
ペンドルトンさんは「ロレンソは皮膚移植手術を無事に終え、激しい痛みに耐えながらも勇敢に頑張っている」と述べ、「つらい道のりではあるが、子どもが見せる強さに家族全員が励まされている」と語った。
また、ペンドルトンさんは自身のSNSへの投稿で親たちに対し、子どものベッドの上に電子機器を置いたり、充電器を差し込んだままにしたりしないよう注意を呼びかけた。













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