
【引用:Boredpanda】メキシコの保護施設の前に置かれていた犬のそばには、12歳の少年が書いた手紙と犬のおもちゃがそっと置かれていた。オンラインメディア「Boredpanda」によると、この少年は父親に虐待され、金で売られそうになっていた犬を母親と相談し、父親に内緒で保護施設に預けたという。犬が発見されたのは2020年2月13日、メキシコのソリン(Xollin)保護施設の前だった。

【引用:Boredpanda】犬の入った箱の中には、遊び慣れたおもちゃと1通の手紙が入っていた。手紙にはこう記されていた。

【引用:Boredpanda】「僕の名前はアンドレス、12歳です。母さんと僕は犬を保護施設に預けることにしました。これは全部、お父さんには内緒です。お父さんが犬を売ろうとしているからです。お父さんはいつも犬を殴ったり蹴ったりします。一度、あまりにも強く蹴ったので、犬の小さなしっぽが傷ついてしまいました。僕の犬を助けて、面倒を見てあげてください。このおもちゃを置いていくので、犬は僕のことを忘れないと思います」

【引用:Boredpanda】保護施設はまず犬の健康状態を調べた。関係者は「犬のしっぽが骨折しており、治療のため獣医に連れて行く必要がありました。寄生虫の駆除や健康診断も必要で、かなりの費用がかかりますが、今は安全な状態です」と話している。

【引用:Boredpanda】この話が広まると、犬を引き取りたいという申し出が相次いだ。施設によると、里親希望者からはすでに300件以上のメッセージが届いており、治療を終えたのちに適切な飼い主に譲渡する予定だという。

【引用:Boredpanda】ネット上でも「少年を責めないでほしい。彼はすでに親友を失っているのだから」、「絶望的な状況で少年ができる唯一の選択だったのだろう」、「この犬が幸せになりますように」といった声が寄せられている。
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