【引用:FNN】10月9日午後、福井県坂井市の福井空港で小型機1機が着陸時に車輪の脚を折り、滑走路上で動けなくなるトラブルが発生した。搭乗していたパイロット1人にけがはなく、火災や燃料漏れも確認されていないが、空港は一時閉鎖され、国土交通省が詳しい原因を調べている。
【引用:FNN】国交省や福井県によると、この小型機は同日午後2時過ぎに名古屋空港を離陸し、午後3時頃福井空港に着陸する際、ハードランディングとなり機体前方の前輪部分が破損したという。車輪の脚が折れたことで機体が滑走路上で停止し、自力で移動できない状態になったと推測される。
【引用:FNN】現場では滑走路上にプロペラが接触した痕跡もあり、国交省は「重大インシデント」に該当する可能性が高いとみて調査を開始した。航空事故調査官を派遣し、機体の損傷状況や着陸時の速度、操縦操作の経緯などを確認している。この小型機は4人乗りだが、当時は操縦士1人のみが搭乗していた。救助活動のため滑走路が閉鎖され、空港の運用が一時停止した。

【引用:福井新聞】福井県は「負傷者は確認されておらず、安全が確保された後に機体の撤去作業を進める」と説明している。福井空港は民間機や訓練機が利用する地方空港で、これまで大きな事故は報告されていない。国交省は再発防止に向け、機体整備や操縦手順の確認も含めて調査を継続する方針である。
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