
【引用:TheDodo】 米国で、出産場所を探していた野良猫が、同居する友だち猫とその飼い主に助けを求めた。動物メディア「The Dodo」は、飼い主が家を快く提供したことで、野良猫が無事に出産したと報じた。サラミと名付けられた野良猫は2020年5月、出産が迫る中、自分にとって安全な場所を探していた。行き着いた先は、前年初秋に訪れ、飼い主フロリック氏の飼い猫である友だち猫と親しくなった同氏の自宅だった。

【引用:TheDodo】 米ルイジアナ州ニューオーリンズ在住の画家フロリック氏によると、「サラミは友だち猫が大好きで、よく家を訪れていた」という。2匹は顔を合わせると鼻を寄せ合い、サラミは強い関心を示していたという。やがてサラミは毎朝玄関先に姿を現し、鳴いて自分の存在を知らせるようになった。

【引用:TheDodo】 数カ月後、フロリック氏はサラミの腹部が徐々に膨らんできたことに気づいた。「当初は予防接種のため病院へ連れて行くつもりだったが、親しくなる前に妊娠してしまった」と語った。妊娠期間中はサラミと過ごす時間が増え、撫でられるほどの関係に変わった。

【引用:TheDodo】 4月初めのある朝、サラミは普段より早い時刻に自宅前に姿を見せた。「午前5時に玄関先に現れ、いつもより強く鳴いていた。家に入れると、午前8時から9時頃に出産を始めた」と同氏は振り返った。また「別の場所で産み、しばらく姿を見せないと思っていたので驚いた」と述べた。サラミは2匹を産み、夜遅くにさらに2匹を出産し、子猫は計4匹となった。

【引用:TheDodo】 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響で自宅待機が続く中、サラミと4匹の子猫は約2カ月にわたり、フロリック氏の世話を受けて過ごした。

【引用:TheDodo】 その後、4匹の里親がすべて見つかり、サラミはフロリック氏と暮らすことになった。フロリック家の友だち猫は突然現れた子猫たちに戸惑っているものの、サラミとの関係は変わっていないと同メディアは伝えた。













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