
【引用:FNN】福井県坂井市で12月初旬、遮断機が下りた踏切を自転車が無理やり突破する瞬間がカメラに記録された。自転車が強引に通過した衝撃で遮断機は大きく折れ曲がり、現場には緊張が走った。映像を公開した鉄道会社は「人命に関わる重大事故につながりかねない行為だ」と警鐘を鳴らし、警察への被害届提出および損害賠償請求を検討している。

【引用:FNN】 問題の映像が撮影されたのは、福井県内を走る第三セクター鉄道「ハピラインふくい」の丸岡駅から約200メートルの地点にある踏切だ。遮断機がすでに下り、警報音が鳴り続ける中、1台の自転車がためらうことなく進入し、そのままバーを押しのけて突破した。瞬間、遮断機は激しくしなり、根元から折れ曲がるような形で変形した。

【引用:FNN】周囲には列車接近を知らせる警報が響き、時間帯によっては重大事故につながる危険な行為だった。現場を確認した鉄道会社の担当者は「遮断機は列車運行の安全を守る最後の防壁であり、これを破損させることは極めて危険だ」と強調した。

【引用:FNN】ハピラインふくいでは、今回の行為を単なる器物損壊にとどまらず、安全意識の欠如として重く受け止めている。再発防止のため、被害届の提出を検討するほか、遮断機の修理費用などについても加害者への損害賠償請求を視野に入れているという。

【引用:FNN】同社は「踏切事故は一瞬で人の命を奪うことがある。遮断機が下りたら、どんなに急いでいても絶対に渡らないでほしい」と呼びかけている。













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