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2025年08月20日水曜日
ホームエンタメ福山雅治とフジテレビ幹部、「アナウンサー接待」疑惑で波紋!放送局内の接待慣行が社会問題化

福山雅治とフジテレビ幹部、「アナウンサー接待」疑惑で波紋!放送局内の接待慣行が社会問題化

引用:映画『そして父になる』
引用:映画『そして父になる』

俳優・福山雅治(56)がフジテレビ幹部とともに女性アナウンサーを対象とした「枕営業の集まり」の中心人物として指摘され、波紋を広げている。

18日、週刊誌「女性セブン」は中居正広の性的暴行事件を契機に行われたフジテレビの内部調査において、福山雅治が「有力番組出演者」として記載されていたと報じた。調査によると、福山は2005年からフジテレビの太田良・前専務と定期的に集まりを持ち、この場には少なくとも19人の女性アナウンサーが同席していたことが明らかになった。

フジテレビの第三者委員会の報告書によれば、福山は太田前専務とのメッセージのやり取りで「女性アナウンサーとの集まりを楽しみにしている」「新人アナウンサーに会いたい」と発言していたことが確認された。これを受け、年1〜2回の集まりが設けられ、現場では性的な冗談や不快感を与える会話が交わされていたという。

参加した女性アナウンサーたちは調査の中で「福山の会話には性的な内容の下品な冗談が含まれていた」と証言し、「フジテレビの専務もこれに同調し、一緒に性的な会話を楽しんでいた」と述べた。

太田前専務は「1990年代から福山と作品に関する相談を続ける中で、親睦を目的とした集まりを開催していた」と釈明。「私が招集した席にはフジテレビの社員、アナウンサー、福山側の関係者も同席していた」と説明した。

福山側「深く反省」…セクハラは否定

騒動を受け、福山の所属事務所アミューズは当該集まりへの出席を認め、「深く反省している」との声明を発表。福山自身も「女性セブン」との単独インタビューで「報告書を読み、深く考え続けている」と語り、「不快な思いをされた方を特定する行為はすべきではない」と述べた。

ただし彼は「集まりのホスト役だと思い、場を盛り上げようとした。雰囲気の盛り上げ方を誤った」と釈明。所属事務所も「フジテレビで取り沙汰されているようなセクハラ的問題はなかった」との立場を維持している。

引用:Instagram@masaharu_fukuyama_official
引用:Instagram@masaharu_fukuyama_official

フジテレビ全社調査で判明

今回の件は、中居正広の性的暴行事件を契機に実施されたフジテレビ全社調査で明らかになった。外部の弁護士で構成された第三者委員会は、関係者222人へのインタビューとアナウンサー1263人へのアンケートを実施。その結果、100件以上のセクハラ被害事例を確認した。

アンケートでは「接待の席で身体的接触があった」、「ホテルに誘われた」などの具体的な被害報告が寄せられた。さらに深刻なのは、被害を上司に訴えても「自分で対処しろ」と突き放されたり、「集まりに出なければボーナス評価に影響する」と脅されたケースもあったことだ。

「完璧な男性像」から一転、疑惑の渦へ

福山雅治はドラマ『ガリレオ』、『龍馬伝』、映画『そして父になる』、『容疑者Xの献身』などを通じて「完璧な男性像」として支持を集め、国民的スターの地位を築いてきた。1990年に歌手デビュー、翌年俳優に転身し、長年にわたり第一線で活躍してきたが、2015年の結婚以降は人気がやや落ち着いていた。

そんな福山が枕営業疑惑の中心に浮上したことで、社会に大きな衝撃が広がっている。ネット上では「アナウンサーを接待の道具にしたのか」「フジテレビの腐敗した体質が露呈した」といった批判が噴出している。

「女性セブン」は、福山雅治の追加インタビューを含む続報を近日公開するとしている。

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