こんな無理押しは見たことがない。
イ・ドンウクが思わぬ「秋夕」論争に巻き込まれている。

2025年8月20日、各種オンラインコミュニティやSNS上で「ファンに突っ込まれて物議を醸すイ・ドンウク」というタイトルの投稿が話題となった。この投稿には昨年のチュソク(韓国の秋夕)に、イ・ドンウクがファンとのコミュニケーションプラットフォーム「バブル」で交わした会話が含まれていた。
その会話の中で、ファンからの「月餅を食べたか」という質問に対し、イ・ドンウクは「中国のファンの皆さん。韓国では月餅は食べないんだ」と答えた。 さらに、目がくるくる回る絵文字を添えながら「祝日の過ごし方が違うんだ」と説明し、加えて「月餅の話はもうやめよう」とメッセージを送った。
その日、中国のファンから月餅に関する多くの質問を受けたイ・ドンウクは、「では韓国では何を食べるの?」という問いに対し「私たちは松餅を食べるよ。えへへ」と答え、愛嬌ある絵文字を添えた。その後、「松餅の好み」についての投票を開始し、複数の松餅の写真を送りながら「外国のファンが気になっているようだったので、グーグルで検索してきたよ」と述べた。
この会話内容は中国語に翻訳された後、別の投稿として作成され、中国本土で広まった。昨年9月、中国のSNS微博(ウェイボー)では「イ・ドンウク、韓国では月餅を食べない」というタグがリアルタイムで議論の的となった。イ・ドンウクの発言を含む投稿数は微博内だけで3万2,000件を超え、閲覧数は1億回に迫った。

ある中国のネットユーザーはイ・ドンウクの発言について、「本当に食べたら盗んだと言われるだろう」と辛辣な反応を示した。中国の反応を伝えた韓国人ネットユーザーは「中国では秋夕が中国の祝日を模倣したものと考えられている。そのうち中国の月餅が、麻辣湯のように韓国の食べ物だと主張し始めるだろう」と補足した。
また、イ・ドンウクが使用した絵文字も物議を醸したという。現地の反応を伝えるネットユーザーは「中国のファンは単に質問しただけなのに、なぜ過敏に反応して絵文字で突っ込むのかという声があった」と述べた。
これに関して、あるネットユーザーは「イ・ドンウクが送った絵文字が中国では悪い意味で使われるものだと誤解されたが、ファンが『韓国ではそんな意味ではない』と説明して誤解が解け、すぐに収まった」と説明した。また別のネットユーザーは、イ・ドンウクが使用した目がくるくる回る絵文字について「中国の人たちは主に皮肉を言うときにこの絵文字を使うらしい」と付け加えた。
一方、遅れてこのニュースを知った韓国国内のネットユーザーたちは「月餅なんて自分たちで好きなだけ食べればいい」「自意識過剰だ」「月餅って何だよ」「食べれば盗んだと言われ、食べなければ食べないと言われ、本当に正気じゃない」「人生で月餅の実物を見たことがない」など、怒りを混ぜた反応を示している。
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