BTSのジミンが、これまでの沈黙を破り、公式コメントを発表した。

31日、BTSの所属事務所BIGHIT MUSICは「相手(ソン・ダウン)と過去に好意を持ち関係を築いたことはあるが、それは数年前のことで、現在は交際していない」と発表した。先月27日に浮上した熱愛説以来、初の公式見解となる。これまでBIGHIT MUSICは一切のコメントを控えていた。
27日、ソン・ダウンが自身のTikTokアカウントにジミンを撮影した動画を投稿したことで、熱愛説が浮上した。動画には、ソン・ダウンがエレベーター前でジミンを待つシーンや、ソン・ダウンに気づいたジミンが彼女と会話する様子が映っていた。撮影場所はジミンの自宅とされるソウル龍山区漢南洞のナインワン漢南だとされている。ただし、この映像は最近撮影されたものではないことが判明している。
実は、ジミンとソン・ダウンの熱愛説が浮上したのは今回が初めてではない。ソン・ダウンは以前からジミンとの関係を否定してきた。2022年中頃のSNSライブ配信で、あるネットユーザーがジミンについて言及した際、ソン・ダウンは「私が知らない人について話す必要はない」と述べた。翌年3月のライブ配信でも「彼氏はいない」と明言し、ジミンとの関係については「それは相手に聞いた方がいいのでは?なぜいつも私に聞いて釈明を求めるの?」と不快感を示していた。

ソン・ダウンはこのようにジミンとの関係を長期間否定し続けた。悪質なコメントの攻撃に耐え続けた末、今年6月のライブ配信で突如感情を爆発させた。
彼女はジミンのファンに向けて「あなたの好きなアイドルが私を愛していると言っても、私が罵倒される理由にはならない。私から誘ったわけでもない」と涙ながらに語り、「本当に腹が立って、どうなるかわからない」と警告した。しかし、ジミンの主張通り数年前に交際していたとすれば、この時期には既に交際していない状況でソン・ダウンがこのような発言をしたことになる。これに対し、「抑えていた感情が爆発したのだろう」「これ以上どうすればいいのか」「ジミンもこれまで対応しなかったのに、今さらなぜ」など様々な意見が飛び交っている。

今回の熱愛説は、ジミン側の声明でひとまず決着がついた。BIGHIT MUSICは「相手方を尊重し、これまでコメントを控えていた」とし、「アーティストのプライバシーを巡る様々な憶測報道や事実と異なる噂が広まっているため、やむを得ず最小限の事実関係について言及した」と説明した。
さらに「プライバシーに関する無分別な憶測は控えていただきたい」とし、「共に言及される相手(ソン・ダウン)に被害を与える可能性のある行為も自粛していただきたい」と呼びかけた。
なお、ソン・ダウンは2018年の恋愛リアリティ番組「ハートシグナル2」への出演で注目を集めた女優で、ドラマ「負けたくない!」「一度行ってきました」などに出演している。
ジミンは今年6月に兵役を終え、来春のBTSカムバックを控えている。
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