
俳優イ・ビョンホンとチョ・ウジンが今年のチュソク映画界で激突する。
今年10月3日に公開される映画『ボス』は、チョ・ウジン、チョン・ギョンホ、パク・ジファン、イ・ギュヒョンが主演を務めるヤクザコメディで、秋の映画界に笑いを届ける作品として期待されている。
先日、ソウルのロッテシネマ・ワールドタワーで開催された映画『ボス』の試写会で、チョ・ウジンは秋の目玉映画『どうしようもない』との対決について語った。チョ・ウジンは「今年、イ・ビョンホン先輩と『勝負』を共にした。秋に『ボス』と『どうしようもない』で対決することになった。『ボス』との『勝負』は“どうしようもない”」とユーモアを交え、会場を沸かせた。
さらに彼は「対決なんて夢にも思わなかった。今考えると、とんでもない話だ」と語り、「映画市場の厳しい現状の中で、競争というよりは、イ・ビョンホンの作品と『ボス』が映画館に活気をもたらす“二枚看板”になればいい」と期待を込めた。
今年9月24日には、イ・ビョンホンが主演を務めた映画『どうしようもない』が劇場公開された。パク・チャヌク監督の新作として話題を呼んだ本作は、「全てを手に入れた」と思えるほど人生に満足していた25年のキャリアを持つ製紙専門家マンス(イ・ビョンホン)が、妻ミリ(ソン・イェジン)、二人の子供、愛犬たちと幸せな日々を送る中、突如会社から解雇通知を受け、その後の展開を描いている。
イ・ビョンホンは劇中、全てを手に入れたかに見えながら、魂まで失っていく人物を演じている。この作品は公開初日に33万人の観客を動員し、興行収入首位を記録するなど、今秋の映画界に活気を吹き込んでいる。
そのため、今年10月3日に公開された『ボス』と、先行公開の『どうしようもない』の興行対決に注目が集まっている。
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