Netflixアニメーション話題作『K-POPガールズ!デーモン・ハンターズ』のOSTで世界的な人気を集めている歌手兼作曲家イ・ジェ(EJAE)が、tvNのバラエティ番組『ユ・クイズ ON THE BLOCK』に出演し、12年間にわたる練習生時代と音楽人生の転機について率直に語った。

イ・ジェは22日に放送された番組で、『K-POPガールズ!デーモン・ハンターズ』のOST「Golden」のグローバルヒットについて言及し、自ら作詞・作曲を手がけ、主人公ルミの声まで担当したこの曲がどれほど大きな影響を与えたかを振り返った。
MCのチョ・セホが「『イカゲーム』の賞金456億ウォンに匹敵する著作権料を得たという噂がある」と尋ねると、イ・ジェは「初耳です」と驚きつつも「アメリカは著作権料の精算が遅く、1年ほどかかって入ってくる」と説明した。
「Golden」はアメリカNBCの『ザ・トゥナイト・ショー・スターリング・ジミー・ファロン』を通じて世界の舞台で披露され、イ・ジェはオードリー・ヌナ、レイ・アミと共にパフォーマンスを繰り広げた。
当時を振り返りながら、彼は「朝には声が出ないほど疲れていた。ステージで呼吸するのも苦しく、プレッシャーで涙しか出なかった」と明かした。それでも婚約者の励ましに支えられ、「この曲は自分と同じアジア系アメリカ人のための歌だという初心を思い出して、最後まで歌い切ることができた」と語った。
イ・ジェはデビューを夢見てSMエンタテインメントで実に12年間練習生として過ごしたが、事務所が求める澄んだ音色と自身の個性が合わず、デビューが見送られた。
「本当に努力したのに、結局うまくいかなかった。契約が終わって事務所を後にした日は大雨で、私も泣いていた」と、当時の苦い思い出を打ち明けた。
アイドルの道は閉ざされたが、イ・ジェは作曲家として転身し、レッドベルベットの「PSYCHO」やエスパの「Armageddon」などK-POPを代表するヒット曲を生み出し、その才能を証明した。
そして『K-POPガールズ!デーモン・ハンターズ』を通じてグローバルヒットメーカー兼アーティストとして地位を確立し、過去の痛みを芸術へと昇華させた。
イ・ジェは「『Golden』は私の人生を変えた曲。12年間の努力が決して無駄ではなかったと今は心から思う」と語った。













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