
CJ ENMが日本の地上波放送局・日本テレビとタッグを組み、韓日青春ロマンスドラマ『メリーベリーラブ(仮)』の共同制作に乗り出す。CJ ENMが日本テレビと共同制作を行うのは今回が初めてだ。さらに、グローバルOTTプラットフォーム「Disney+」での配信も決まり、本格的にグローバルIPの競争力強化に踏み出した。
『メリーベリーラブ』は、未知の日本の島を舞台に、韓国の空間プランナーのユビンと日本の農業女子・白浜夏凛が偶然出会い、思いがけず共同農場を営むことになるという青春ロマンスを描く作品だ。失敗続きの空間プランナー、イ・ユビン役には、演技力とグローバルな認知度を兼ね備えた俳優チ・チャンウクが、いちご農家の白浜夏凛役には日本の人気俳優、今田美桜が出演を確定させた。
特に同作は、Kドラマ制作陣が企画と演出を主導する点でも注目される。CJ ENMグローバルコンテンツ制作チームのイ・サンファCPが企画を手がけ、OTTヒット作『セマンティックエラー』のキム・スジョン監督が演出を担当。さらに『離婚保険』などを執筆したイ・ジェユン脚本家が参加し、独創的なストーリーと感覚的な演出の相乗効果に期待が集まっている。
CJ ENMは今年、Amazon Prime VideoでKドラマ制作陣と日本の俳優・現地スタッフが手がけた『私の夫と結婚して』日本版を公開。配信開始後1か月間、日本国内で歴代Amazonオリジナル作品の中で最も多く視聴されたドラマとなり、大きな話題を呼んだ。Kドラマ制作陣の企画・演出による作品が現地化にも成功し、日本の視聴者の心をつかんだ点で、グローバル市場におけるKドラマの制作力を改めて証明したと言える。『私の夫と結婚して』日本版に続き、『メリーベリーラブ』もヒットを続けられるか注目される。
CJ ENMグローバルコンテンツ制作チームのイ・サンファCPは「日本テレビ、Disney+、そして素晴らしい俳優陣や日本の制作スタッフが力を合わせ、新たなグローバルプロジェクトを共にできることを嬉しく思う。国と言語を越え、世界中の視聴者がワクワクし楽しめる作品をお届けする予定だ」とコメントした。
一方、『メリーベリーラブ』は日本テレビで放送され、Disney+を通じてグローバル配信される予定だ。













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