
歌手兼俳優のキム・ミンジョンが「美談が負担で車を売った」と告白した。
キム・ミンジョンは3日放送のMBC『ラジオスター』にイェ・ジウォン、キム・ジユ、マルワンと共に出演した。キム・ミンジョンの登場にキム・グラは2023年9月に話題となった美談を再び取り上げた。
キム・グラは「キム・ミンジョンがとめておいたロールス・ロイスを同じアパートの人が擦った。しかしキム・ミンジョンは修理費を受け取らずに処理した」と語った。
キム・ミンジョンは「大きな事故ではなかった」と照れくさそうに答えた。キム・グラが「車の価格は4億ウォン(約4,208万1,785円)近くではないか」と尋ねると、キム・ミンジョンは「6億ウォン(約6,313万 1,313円)程度だった」と明かした。「同じアパートの人でもあったので大丈夫だと言ったが、この方が投稿したことが話題になった」と述べ、「少し恥ずかしい。近所の方だからそうした」と説明した。

キム・ミンジョンのロールス・ロイスを擦った車主はおかず屋を経営しており、キム・ミンジョンは「その後もずっとおかずを送ってくれる」とし、「今では時々安否も尋ね合う仲になった」と語った。
しかしその車については「処分した」と言い、「『これがその車なの?』という視線が集まるのが負担で静かに売却した」と打ち明けた。

当時事故を起こした女性A氏は「駐車する際、後ろに段差があると思い、ゆっくり押したらドンという音がした。私の車は(後方)センサーが故障していて音が鳴らなかった」と延べ、「車を見たら噂に聞いていたロールス・ロイスだった。非常に驚いた」と語った。
A氏は事故現場の写真を撮り、すぐにロールス・ロイスの車主に連絡を取ったが、即座に返事はなかったという。その間A氏は「ドアの交換を要求されたらどうしようと心配した」とし、「レンタル費が数千万ウォンにもなるのではないか、費用がどれほどかかるのかと非常に動揺した」と述べた。
A氏は「車の持ち主が明るい場所で確認すると言ったが、電話を切った後メッセージで『大丈夫だ。連絡してくれてありがとう』という返事が来た」と明かした。実はその車の持ち主はキム・ミンジョンだった。
キム・ミンジョンは美談が出た後、キム・グラのYoutubeチャンネルに出演し、「前部が擦れた」とし、「実際修理費がかなりかかった。修理費もさることながらレンタル費がより高額だった」と打ち明けた。それでも「過度に美談として取り上げられて恥ずかしい」と本音を漏らした。
キム・ミンジョンは当時も「擦ってそのまま立ち去る人もいるが、連絡してくれたことがありがたかった。近所の方でもあるし」と述べ、「おかずをたくさんくださって美味しく頂いている」と感謝の意を伝えた。
ロールス・ロイスは超高級車を代表するブランドだ。今年5月に発売されたスペクターブラックバッジモデルは7億1,900万ウォン(約7,564万3,601円)で販売されている。2022年11月に発売された2023ロールス・ロイス ファントム EWBモデルの価格は8億2,600万ウォン(約8,688万3,349円)だ。
中古車市場でも年式や車両の管理状態、オプションや走行距離などに影響されるが、ロールス・ロイスはかなりの価値を維持することで知られている。希少性とブランド価値のおかげで、一般的な高級ブランドよりも減価が緩やかな傾向がある。
キム・ミンジョンが言及した「6億ウォン(約6,313万 1,313円)」相当のロールス・ロイスは、ゴーストモデルにオプションが追加されたか、レイス、ドーンなど希少性の高いモデルの基本価格である可能性が高い。モデルの人気に応じて価格維持率は異なるが、5年以上経過した車でも億(ウォン)単位で取引されたと推測される。













コメント0