
K-POPを代表するガールズグループ・BLACKPINKのメンバーであり、ソロアーティストとしても活躍するロゼが、米ビルボードの年末決算チャートで圧倒的な存在感を示した。
9日(現地時間)、ビルボードが発表した2025年の年末決算チャート(Year-End Charts)で、ロゼが米ポップスターのブルーノ・マーズと共に制作した「APT.」が、「Global 200」と「Global Excl. U.S.」の両チャートで1位に輝いた。
この2つのチャートは、従来の放送スコアを含まず、ストリーミング数と音源販売量を基に集計されるため、若年層の実質的な人気を反映する指標とされている。
ロゼ&マーズの「APT.」は、ビルボードのメインシングルチャート「Hot 100」年末決算でも9位を記録。1位獲得には至らなかったものの、最高3位、K-POP最長の45週連続ランクインという記録を残し、高い評価を受けた。
また、世界的な話題を呼んだNetflixのK-POPアニメ映画『KPOPガールズ! デーモン・ハンターズ』のOSTからは、計7曲が「Hot 100」年末決算チャートに同時ランクインする成果を挙げた。
作中の仮想ガールズグループ「HUNTR/X」は、「Golden」(25位)、「How It’s Done」(68位)、「What It Sounds Like」(83位)、「Take Down」(93位)をチャートイン。ライバルグループ「Saja Boys」は、「Your Idol」(54位)、「Soda Pop」(61位)で名を連ねた。さらに、HUNTR/XのルミとSaja Boysのジヌによるデュエット曲「Free」も92位に入った。
このほか、グローバルスーパースターBTSのジミンによるソロ曲「Who」は、「Hot 100」年末決算で57位を記録。K-POPソロアーティストとしては唯一のランクインとなった。
ビルボードのメインアルバムチャート「Billboard 200」年末決算には、K-POP作品が計5タイトル登場した。
『K-POP デーモン・ハンターズ』サウンドトラック(13位)、ロゼの1stフルアルバム『rosie』(112位)、Stray Kidsの4thフルアルバム『KARMA』(128位)、スペシャルアルバム『HOP』(157位)、HYBEのガールズグループKATSEYEのEP『BEAUTIFUL CHAOS』(182位)が名を連ねた。このうちStray Kidsの2作品はいずれも「Billboard 200」で1位を記録している。
さらに、ワールドアルバム年末決算チャートではK-POP作品が上位を独占。Stray Kidsの『HOP』が1位、『KARMA』が2位、ジミンの2ndソロアルバム『MUSE』が4位、ENHYPENの2ndフルアルバム『ROMANCE : UNTOLD』が5位に入った。
一方、今回の「Hot 100」年末1位は、レディー・ガガとブルーノ・マーズによるデュエット曲「Die With A Smile」が獲得。
「Billboard 200」年末1位には、テイラー・スウィフトの12thアルバム『The Life Of A Showgirl』が輝いた。













コメント0