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2025年08月21日木曜日
ホームライフスタイルヒント猛暑で車内温度90度超...車内に携帯やバッテリーを置くと「超危険」な理由とは?

猛暑で車内温度90度超…車内に携帯やバッテリーを置くと「超危険」な理由とは?

LGディスプレイの従業員が超大型車両用ディスプレイソリューション「ピラーツーピラー(Pilar to pilar, P2P)」を紹介している(LGディスプレイ提供)。 © ニュース1]

猛暑により自動車の火災・爆発リスクが高まっている。車両が屋外に駐車され直射日光にさらされると、車内温度が90度まで上昇する可能性がある。この場合、携帯電話などの電子機器やモバイルバッテリー、ライター、飲料缶などを放置すると、爆発や過熱による火災の危険があるため注意が必要だ。

韓国交通安全公団(TS)によると、夏季の自動車火災事故は通常より10~20%増加する。今年は平年以上の猛暑が予想されるため、より一層の警戒が求められる。

実験結果によると、窓を少し開けるだけでダッシュボードの温度は6度、車内温度は5度低下した。フロントガラスに日よけを装着すると、ダッシュボードの温度は20度、車内温度は2度下がった。

また、窓面積の小さい車両後部の温度は約10度低かった。駐車時に片側だけが日光を受ける場合、車両前方より後方を日光にさらす方が良い。

長時間の屋外駐車で既に車内温度が上昇している場合、助手席の窓を開け、運転席のドアを数回開閉するのが効果的だ。3回開閉するだけでも、ダッシュボードの温度は8度、車内温度は5度低下することが分かった。

車両火災に備え、消火器はトランクではなく車内に備えておくべきだ。また、夏季の長距離運転前にはエンジンオイルの漏れ、冷却系統の異常、タイヤの空気圧などを必ず点検する必要がある。

内気循環モードで長時間エアコンを使用することにも注意が必要だ。車内の二酸化炭素濃度が上昇したり、排気ガスの汚染物質が車内に侵入し、居眠り運転を引き起こす可能性があるため、外気循環モードを使用するか定期的に窓を開けるべきだ。

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