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【NY株式市場】ダウとS&P500が連続して史上最高値を更新!エヌビディアが時価総額でマイクロソフトを上回る快挙

川田翔平 アクセス  

引用:AP通信

ニューヨーク証券取引所では、ダウ・ジョーンズ工業平均株価とS&P500が14日(現地時間)の祝日に続けて2日連続で史上最高値を更新した。

ナスダック指数も、7月10日に記録された史上最高値にあと144.76ポイント(0.78%)まで迫った。

アマゾンを除いたM7ビッグテック銘柄が上昇を主導し、特にエヌビディアとアップルの上昇が際立った。

特にエヌビディアは終値ベースで史上最高値を約2か月ぶりに更新し、時価総額でトップのアップルを脅かし始めた。

一方、国際原油価格は石油輸出国機構(OPEC)が今年と来年の石油需要予測を下方修正し、中国の石油輸入も5か月連続で減少したため、2%の急落となった。

ダウ平均株価が4万3000を突破

コロンブスデーの祝日で取引が静かな中、ニューヨーク証券取引所では引き続き史上最高値が更新された。

ダウ平均は前週末より201.36ポイント(0.47%)上昇し、4万3065.22で取引を終了。ダウが4万3000を超えたのは今回が初めてだ。

S&P500も44.82ポイント(0.77%)上昇し、5859.85で終えた。ダウとS&P500は11日に続き、取引日基準で2日連続で史上最高値を記録している。

ナスダックも史上最高値に迫り、この日は159.75ポイント(0.87%)上昇し、1万8502.69で取引を終えた。ナスダックの史上最高値は7月10日に記録された1万8647.45である。

「ウォール街の恐怖指数」と呼ばれるシカゴ・オプション取引所(CBOE)の変動性指数(VIX)は基準線20を下回り、0.76ポイント(3.71%)下落して19.70となった。VIXは7日に22.64まで急上昇したが、その後下降が続いている。

エヌビディア、アップルの時価総額1位を追う

エヌビディアが時価総額で2位に浮上した。

次世代AI半導体「ブラックウェル」の圧倒的な需要により、1年分が完売したとされるエヌビディアの経営陣の発言が株価の上昇を促進している。

エヌビディアの株価は3.27ドル(約491円・2.43%)急騰し、138.07ドル(約2万710円)で取引を終えた。終値ベースで過去最高であった6月18日の135.58ドル(約2万337円)を軽々と上回った。

時価総額は3兆3900億ドル(約507兆円)に達し、マイクロソフト(MS)の3兆1200億ドル(約467兆円)を超えた。

MSもこの日2.82ドル(約423円・0.68%)上昇し、419.14ドル(約6万2871円)で取引を終了したが、エヌビディアに2位の座を譲った。

エヌビディアは1位のアップルに迫っている。アップルは3.75ドル(約563円・1.65%)上昇して231.30ドル(約3万4695円)で取引を終え、時価総額を3兆5200億ドル(約526兆円)に増加させたものの、その差は徐々に縮まっている。

来月20日に予定されている四半期決算発表を控え、ウォール街のアナリスト65人中93%がエヌビディアの株価上昇を見込み、買い推奨を出している。

この日もメリウスリサーチのベル・リッチズアナリストが買い推奨を維持し、目標株価165ドル(約2万4750円)を再確認した。リッチズは特に、165ドルの目標は保守的な見解だと述べるほど、強気の姿勢を示している。

一方、テスラはロボタクシーデーへの失望から11日に8.8%の急落を経験したが、この日は反発に成功。テスラの株価は1.36ドル(約204円・0.62%)上昇し、219.16ドル(約3万2874円)で取引を終えた。

国際原油価格が2%下落

国際原油価格は先週末から2日連続で下落した。

OPECが今年と来年の世界的な石油需要予測を引き下げたこと、そして世界最大の石油輸入国である中国の輸入量が5か月連続で減少しているとの発表が、原油価格の下落に拍車をかけた。

国際的な原油指標であるブレント原油は先週末比で1.58ドル(約240円・1.99%)下落し、1バレルあたり77.46ドル(約1万1600円)に落ち込んだ。

また、米国の原油指標である西テキサス中質原油(WTI)も1.73ドル(約260円・2.29%)急落し、1バレルあたり73.83ドル(約1万1000円)で取引を終了した。

川田翔平
editor@kangnamtimes.com

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