「奥さんに購読の事実を知らせる」有料アダルトコンテンツの制作者が、既婚男性の購読者を脅迫

有料アダルトコンテンツを制作するA氏（29）が、自身の購読者で既婚者のB氏に対し、脅迫を行い金銭を巻き上げようとしたとして、裁判にかけられた。

23日（現地時間）、ニューヨーク・ポストなどの報道によると、A氏はB氏に「金を支払わなければ妻に購読の事実を知らせる」と脅迫し、B氏は450ポンド（約9万円）を支払ったが、A氏の更なる要求を受け、最終的に警察に通報した。

B氏は「家賃や光熱費すら支払えない状況で、A氏が生活に及ぼす影響が恐ろしく、仕方なく支払いに応じた」と明かしている。

昨年12月に脅迫罪で有罪を認めたA氏に対し、裁判所は再犯防止と就労を条件に一度判決を延期した。しかし、A氏は引き続き露骨な写真や動画を投稿し、宣伝を行っていた。

15日の公判で判事は、A氏に懲役2年の執行猶予付き判決と225時間の社会奉仕活動、さらに精神健康治療の受診を命じた。また、B氏への返済として月50ポンド（約1万円）の分割支払いが義務付けられた。