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窓すら禁止に…タリバン政権が「女性の日常生活」を見えなくする新法令、その衝撃の理由とは

有馬侑之介 アクセス  

アフガニスタンのタリバン政権が女性が主に使用する建物の窓の設置を禁止し、既存の窓も塞ぐよう命じた。30日のAFP通信によると、タリバン政権の報道官が28日夜遅くに声明を発表し、この内容を明らかにした。

声明によると、新築の建物には「中庭、キッチン、隣家の井戸、その他女性が主に使用する場所」が見える窓を設けてはならない。ソーシャルメディアのXに投稿された法令では、「女性がキッチンや中庭で作業したり、井戸から水を汲む姿を見ることが、わいせつな行為につながる可能性がある」と、この法律の制定理由を説明している。

地方自治体などの関係部署は建設現場を監視し、隣家を覗き見できないようにしなければならない。既に窓がある場合、所有者は「隣人に迷惑をかけないよう」壁を築くか視界を遮ることが推奨されている。2021年8月にタリバンが政権を奪還して以来、アフガニスタンの女性の権利は著しく制限されている。タリバン当局は女性の初等教育以降の教育を禁止し、就労を制限し、公園やその他の公共施設への立ち入りを禁じている。

最近では、女性が公の場で歌を歌ったり詩を朗読することも禁じられた。外出時には全身をベールで覆い、できるだけ声を出さないよう求められている。

有馬侑之介
arimay@kangnamtimesjp.com

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