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ウクライナ戦線で初めて確認された北朝鮮製自走砲M-1989、ロシア国境付近に配備される映像が公開

荒巻俊 アクセス  

「主体砲」と呼ばれる北朝鮮の自走砲M-1989、ウクライナ戦線で初めて確認

8日、自由アジア放送(RFA)によると、7日、ウクライナ関連情報を発信しているTelegramアカウント「イクセルノバ」が北朝鮮製M-1989自走砲がロシア国境付近に配備されている映像を公開したと報じた。

映像には、ロシア軍と推定される男性が北朝鮮の170mm自走砲M-1989と思われる兵器を撮影する様子が捉えられている。

M-1989「主体」は、旧ソ連が提供した沿岸砲を北朝鮮が逆設計して開発したものだ。北朝鮮が以前使用していたM-1978「谷山」を北朝鮮製の勝利号装甲車に搭載した大口径長距離自走砲だ。

M-1989の射程は約60kmに達し、5分間に1~2発の砲弾を発射できるとされている。

北朝鮮の軍事パレードで頻繁に登場していた「谷山」は、昨年11月にロシアで列車輸送される写真がTelegramアカウントで公開された経緯がある。

荒巻俊
aramakis@kangnamtimesjp.com

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