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「死を恐れぬ北朝鮮軍、ウクライナ戦線で異常な前進作戦」最前線部隊の半数が死傷も撤退せず

佐藤美穂 アクセス  

ウクライナ戦争に新たな変数が生じた。ロシア最前線に派兵された北朝鮮軍に死傷者が出ているにも関わらず、容易に後退しない戦術を用い、戦況が変化する可能性があるとの見方が出ている。

米紙「ニューヨーク・タイムズ(NYT)」は22日(現地時刻)、北朝鮮軍と直接戦闘を経験したウクライナ軍兵士や指揮官、複数の軍事専門家の証言を引用し、北朝鮮軍の戦闘様相を分析した。ロシアのクルスク前線に派兵された北朝鮮軍は危険地帯に投入され、「人間の盾」として領土確保の役割を果たしているとNYTは報じた。

北朝鮮軍と接触したウクライナ軍によると、北朝鮮軍はロシア軍と異なり、激しい攻撃を受けても一時的に態勢を立て直して後退することなく、常に前進し続けるという。約40人規模の部隊が爆撃や地雷を無視して「前進作戦」を遂行しているとのことだ。

ウクライナ軍と米当局は、北朝鮮軍が死を恐れずに前線を押し上げた後、領域の確保はロシアの支援部隊に任せる戦略を採っていると伝えた。精密攻撃任務のために訓練を受けた特殊部隊員であるロシア派兵の北朝鮮軍は、北朝鮮特有の厳格な規律に従い、死を恐れずに任務を忠実に遂行していると付け加えた。

北朝鮮軍は、派兵初期に苦戦していたウクライナのドローンにも対応できるようになった。ウクライナ軍が死亡した北朝鮮兵の遺体から回収したという手帳の内容によれば、彼らは兵士一人がドローンを誘導し、停止したところを別の兵士が撃墜するという「おとり戦略」でドローンに対処しているという。

北朝鮮軍はこの戦略により多くの犠牲を払っているが、これらの犠牲も現代戦の技術習得のためのコストと見なしているとウクライナ軍は分析している。ウクライナ軍最高司令官のオレクサンドル・シルスキー氏はNYTに対し、ロシアに派兵された北朝鮮軍の半数近くが死傷したと推測しつつも、彼らを「非常に意欲的で、高度な訓練を受けた勇敢な兵士」と評価した。

北朝鮮軍の「無条件前進戦略」が多くの犠牲を出しながらも、戦場で効果を上げているとの分析も出ている。ウクライナ軍指揮官のオレクシー氏は、北朝鮮軍が「防御の弱い地域を狙って、ウクライナ軍を疲弊させながら最前線を押し上げ始めている」とし、「北朝鮮軍の戦闘経験が蓄積されるにつれ、非常に強力になっている」と警告した。

佐藤美穂
CP-2023-0299@fastviewkorea.com

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