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有名観光地サントリーニ島周辺で地震が頻発、1〜15分間隔で揺れ続け…専門家が火山噴火の可能性を警告

荒巻俊 アクセス  

「1分ごとに地震、止まらない」

危機に瀕する「幻想の島」の現状

サントリーニ島で地震が2週間続く、住民の3分の2が避難

引用:AP通信
引用:AP通信
引用:AP通信
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ギリシャの世界的観光地であるサントリーニ島で約2週間にわたり地震が続き、住民の3分の2が島を離れた。

5日(現地時間)ギリシャ国営放送「ERT」は、当局者がサントリーニ島の住民1万6,000人のうち1万1,000人以上が本土に避難したと報じた。7,000人がフェリーで、4,000人が航空機で島を脱出した。

サントリーニ島周辺では先月24日から13日間で数百回を超える地震が発生している。

前日には、これまでで最も強い震度5.0の地震が起きた。前夜は1〜15分間隔で地震が続き、この日も地震活動は収まる気配を見せていない。

今のところ負傷者や大きな被害は報告されていないが、前例のないこの連続地震が大規模な強震の前兆である可能性を懸念する声が高まっている。

引用:AP通信
引用:AP通信

相次ぐ地震に不安を感じた住民たちは、飛行機や船で急いで島を離れている。そのためフェリー会社や航空会社は臨時便を増発した。

サントリーニ島内のすべての学校は金曜日の7日まで休校となり、レストランや商店も営業を停止した。

年間340万人に上る観光客の姿も消えた。英紙ガーディアンは、サントリーニ島の通りや路地が不気味なほど閑散としていると伝えた。

引用:AFP通信
引用:AFP通信

ギリシャ当局は地震被害を最小限に抑えるため全力を尽くしている。キリアコス・ミツォタキス首相は同日、首都アテネで緊急会議を主宰し対策を協議した。

市民保護省はサントリーニ島と近隣のイオス島、アナフィ島などで緊急救助サービスを拡充し、消防士や救助隊員を現地に配備した。電力会社の職員は地震後の停電に備え、大型発電機の稼働準備を進めている。

サントリーニ島の今後は…最悪の場合「火山噴火」も

地震学者らは今後の展開について様々な予測を立てている。マグニチュード(M)6程度の強震が一度発生すれば、これまで地層に蓄積されていた力が解放され、その後は地震が徐々に減少し状況が安定する可能性があるとの見方が示されている。

ただし、M7以上の強震が発生した場合、津波により深刻な人的・物的被害が生じる恐れがあるとの警告も出ている。今後数週間から数か月にわたり地震が続く可能性があり、最悪の場合、サントリーニ島で火山噴火が起きる可能性も指摘されている。

在ギリシャ韓国大使館は前日、ホームページで「サントリーニに滞在中の韓国国民の皆様は身の安全に十分注意してください」と呼びかけ、港への立ち入り禁止や土砂崩れ・津波への警戒を促した。

なお、火山活動により形成されたサントリーニ島とその周辺は地震の多発地帯として知られる。1956年にはM7.7の地震と津波が発生し、この地域に甚大な被害をもたらした。

荒巻俊
//= the_author_meta('email'); ?>editor@kangnamtimes.com

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