最近、暗号資産（仮想通貨）市場のボラティリティが高まる中、シバイヌ（SHIB）とドージコイン（DOGE）の価格が急落した。しかし、一部のアナリストは、両コインが再び反発を見せる可能性が高いと予測している。
6日（現地時間）、仮想通貨専門メディア「ニュースBTC」によると、暗号資産アナリストのジャボン・マークス氏は、シバイヌが重要な抵抗線を突破し、テクニカル分析において強気のシグナルが現れていると述べた。
マークス氏は、SHIBの第一目標価格を0.000081ドル（約0.012円）に設定し、この水準を突破した場合、最終目標価格は0.0001553ドル（約0.024円）と予測している。これは現在の価格から最大840%の上昇余地を示唆しているという。
さらに、マークス氏は最近のSHIB価格の調整にもかかわらず、強い買い圧力が確認されたと指摘した。
「SHIBの横ばい推移は、長期的な上昇トレンドにとって好材料となる可能性がある」と語り、売り圧力を克服するための十分な下支え要因が存在すると強調した。
また、ドージコインにおいても、強力なブレイクアウトパターンが見られ、上昇の可能性が高まっているという。
マークス氏は、DOGEの第一目標価格を0.6533ドル（約98円）に設定し、この価格を突破すれば、1.2511ドル（約190円）まで上昇する可能性があると分析した。これは現在の価格から333%以上の上昇余地を意味する。
ドージコインも、最近の売り圧力にもかかわらず、力強い反発の流れを維持しており、重要な抵抗線を突破すれば、さらなる上昇が見込まれる可能性が高いとされている。
ミームコインの急騰と急落は過去にも何度か発生しており、代表的な例として、2021年には、ドージコインがイーロン・マスク氏のツイート後に短期間で1500%以上上昇した事例がある。当時、DOGEは0.05ドル（約7円）から0.74ドル（約112円）まで急騰し、その後急落を経験した。
また、2023年10月には、シバイヌも大手取引所への上場拡大やイーサリアム（ETH）ベースのレイヤー2ソリューション「シバリウム（Shibarium）」の発表への期待感から、短期間で300%以上急騰した。しかしその後、売り圧力が続き、価格は再び調整局面に入った。
このように、ミームコインは強力なコミュニティと市場心理に大きく影響される特性があり、短期的に高いボラティリティを示す傾向があると指摘されている。
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