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ウクライナ軍が世界初の戦闘ロボット部隊を実戦投入 人間の兵士より高い戦果、30名のロシア兵を殲滅

梶原圭介 アクセス  

引用:ハルティア旅団のYouTube動画より
引用:ハルティア旅団のYouTube動画より

ウクライナ軍が世界初のロボット部隊を投入し、ロシア軍への攻撃作戦を開始したことで、映画のような人間とロボットの戦闘が現実のものとなった。

9日(現地時間)、英紙「ザ・タイムズ」によると、ウクライナ第13「ハルティア」国家防衛旅団は、ウクライナ第2の都市ハリコフ地域で5台以上の戦闘ロボットを投入し、ロシア軍の陣地を攻撃した。これらのロボットは、機関銃射撃や対戦車地雷の投下任務を遂行し、その結果ロシア軍約30人が死亡した。この日の戦闘で、ハルティア旅団はロシア軍の塹壕を占領することに成功した。ただし、正確な戦闘日時は公開されていない。

戦闘ロボットは交互に射撃しながら敵陣地へ突撃し、兵士なら容易に負傷するレベルの爆発を回避しながら機動するなど、人間の兵士よりも効果的に任務を遂行した。ロシア陣地への攻撃に小隊規模の戦闘ロボットが投入されたのは、今回が初めてだという。戦闘映像によると、砲塔に中機関銃を搭載した小型ロボットが、村の廃墟を移動していた。その数百メートル後方には、他のロボットが共に移動していた。複数台のロボットが間隔を保ちながらロシア軍の歩兵陣地に接近し、交互に射撃を開始した。

ハルティア旅団の兵士たちは、戦闘ロボットから数キロメートル離れた後方でジョイスティックを用いて遠隔操作を行った。部隊指揮官は、空中のドローンを通じて戦闘の様子を監視した。これらのロボットにはAI支援の照準システムが搭載されているが、最終的な射撃の判断は操縦担当の兵士が下す。ハルティア旅団の地上・空中無人システム責任者であるA少尉は「我々のロボットは、戦闘に必要な人員を削減するのに役立つ」と述べた。彼はロシアとの戦争に参加するため、博士課程の学業を中断した大学院生だという。

引用:ザ・タイムズ
引用:ザ・タイムズ

ウクライナのロボット製造会社「レジット(Legit)」は、次世代戦闘ロボットの開発を加速させている。レジットは、ウクライナ国防省情報総局傘下の特殊作戦チームが、ロボットを運用しながら得た戦闘経験を、次世代戦闘ロボットの開発に反映させている。レジットの主任技術者であるボロディミル・クシニール氏は「戦車攻撃から都市戦まで、多様な任務を遂行可能なモデルを開発中」とし、「以前には、ロシア軍30人がいる建物を破壊するための爆発物を設置したこともある」と明かした。

レジットは、対戦車榴弾発射器を装備したモデルを含む多様なモデルを開発している。最新の戦闘ロボットは高度なサスペンションを備え、移動中でも正確な射撃が可能だ。さらに、衛星インターネットを使用することで電波妨害への耐性を強化し、通信が途絶えてもAIによって作戦を継続できる。オレクサンドル・カミシン前戦略産業相は「ウクライナは、今年末までにロボット部隊を正式に配備できるだろう」と展望を語った。

ウクライナはすでに「カミカゼドローン」でロシア軍に大きな打撃を与えている。しかし、ウクライナ軍は依然として相対的な兵力不足を克服できておらず、戦闘ロボットがその代替手段として注目を集める理由となっている。ただし、戦闘ロボットの運用には依然として課題が残されている。険しい地形で車輪が外れたり、電力が尽きた場合には手動で回収しなければならない点。無線周波数の干渉問題なども存在する。現在の技術レベルでは、ロボット攻撃の後に歩兵の突進が必要となる。また、レジットなどのウクライナ防衛産業企業は官僚主義や汚職などの困難に直面しており、エンジニアたちも前線へ徴兵される状況にある。

メディアは「戦闘ロボットは戦争の未来を示すビジョンであり、ウクライナはこれを現実のものにするため、努力している」とし、「戦闘ロボットを通じて兵士の命を守り、ロシア軍に対する優位性を確保し、慢性的な兵力不足を解決することが期待されている」と伝えた。

梶原圭介
CP-2023-0188@fastviewkorea.com

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