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大統領弾劾でここまで?韓国で主要文化施設が軒並み閉館、昌慶宮も夜間観覧中止…判決日の混乱回避か過剰反応か

有馬侑之介 アクセス  

引用:Shutterstock*この画像は記事の内容と一切関係ありません

韓国のユン・ソンニョル大統領の弾劾裁判の宣告日となる4日、主要な宮や博物館、美術館が閉館するのに続き、昌慶宮の観覧も中止される事が決まった。

国家遺産庁の宮陵遺跡本部は2日、「弾劾裁判宣告日の4日、昌慶宮の夜間観覧を中止し、昌慶宮と昌徳宮を結ぶ咸陽門を閉鎖する予定」と発表した。現行の宮・陵観覧に関する規定によれば、観覧客の健康と安全に影響を与える可能性がある事由が発生した場合、一定期間、宮・陵の公開を中止できるとされている。

昌慶宮は弾劾裁判の判決が行われる憲法裁判所からは距離があるものの、判決当日に安国駅周辺に大規模な人出が予想されることを考慮した措置とみられている。宣告日の4日、主要な宮や文化施設は閉館となる。景福宮、昌徳宮、徳寿宮は観覧中止となり、判決前後の状況を見て休館延長を検討する方針だ。

また、宮で予定されていた文化行事も中止または延期となった。国家遺産庁はSNSを通じて「4日予定の景福宮の守門将交代儀式、昌徳宮熙政堂の夜間観覧、徳寿宮の石造殿観覧などは中止される」と発表した。さらに、4日午後に景福宮で開催予定だった「韓国の漬物文化」イベントも変更される。

憲法裁判所と光化門周辺の主要な博物館や美術館も一時休館する。国立現代美術館ソウル館、大韓民国歴史博物館、国立民俗博物館、国立古宮博物館、青瓦台(旧大統領府)はすべて休館となる。

有馬侑之介
arimay@kangnamtimesjp.com

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