
米空母ハリー・トルーマンから再びF/A-18スーパーホーネット戦闘機が紅海に墜落した。先週に続き2度目の事故となる。
CNNは6日(現地時間)、事情に詳しい情報筋5人の話として、当該戦闘機が空母着艦を試みた際、艦載機の強制着艦を支援する「アレスティングシステム」に不具合が生じ海中に墜落したと報じた。パイロットと武器システム将校は緊急脱出し、ヘリコプターで救助された。両者とも命に別状はないという。海中に沈んだ機体はまだ回収されていない。情報筋は「調査中だが、詳細は不明」としている。
先週も紅海で作戦中のハリー・トルーマンから同型機が墜落した。CNNは当時、イエメンのフーシ派の攻撃を回避するため空母が急旋回した際に墜落したとみられると報じた。今回の事故については、フーシ派との関連は現時点で確認されていない。
米海軍によると、F/A-18戦闘機1機の価格は6,000万ドル(約86億円)を超える。