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2025年05月14日水曜日
ホームニュースあなたの財布の中身が変わる?現金離れが進む日本経済、マネーストック0.1%増も専門家予想を下回る

あなたの財布の中身が変わる?現金離れが進む日本経済、マネーストック0.1%増も専門家予想を下回る

引用:Newsis
引用:Newsis

日本経済の景気動向を反映する2025年4月の通貨供給量(マネーストック)残高は、前年同月比0.1%増の1,614兆3,000億円に達したと、日本経済新聞と時事通信などが13日に報じた。

韓国のNewsisの報道によると、各メディアは日本銀行が同日発表した関連統計速報値を引用し、代表的な通貨指標の一つであるM3(現金+銀行等の預金通貨)の月中平均残高がこのように増加したと伝えた。

市場調査専門会社QUICKが事前にまとめた予想中央値は0.4%増だったが、実際にはこれを0.3ポイント下回った。増加率は前月の0.4%から0.3ポイント低下した。

内訳を見ると、M3のうち預金通貨の月中平均残高は前年同月比0.5%減の988兆8,000億円だった。

現金通貨は前年同月比2.6%減の111兆8,000億円。キャッシュレス化の進展により、前年比で17カ月連続の減少となった。

4月のCD(証書型預金)は、前年同月比5.4%減の22兆円だった。

M3残高(季節調整済み)は、季節調整値で前月比3.4%減の1,605兆6,000億円となり、3カ月連続で縮小した。

また、M3から郵便貯金銀行などを除いたM2残高は、前年同月比0.5%増の1,265兆9,000億円を記録した。

M3と投資信託など比較的流動性の高い金融資産を合わせた「広義流動性」は前年同月比2.0%増の2,200兆8,000億円となった。

広義流動性のうち、外債は9.0%増の33兆8,000億円。資金流入の鈍化により、増加率は前月の11.1%からやや低下した。

金銭信託は、16.8%増の425兆2,000億円。株価上昇と円安により高い伸び率が続いている。

投資信託は、前年同月比0.1%増の89兆5,000億円。国債の月中平均残高は41.8%急増の35兆円となった。増加率は前月の43.4%(調整値)をわずかに下回ったものの、個人向け国債購入の増加により30%を超える高水準を維持している。

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