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2025年05月14日水曜日
ホームニュースアメリカから追放されたギャングの「終着点」…悪名高い刑務所の潜入映像に驚愕

アメリカから追放されたギャングの「終着点」…悪名高い刑務所の潜入映像に驚愕

引用:X@mattgaetz
引用:X@mattgaetz

エルサルバドルの悪名高い刑務所「テロリスト監禁センター(CECOT)」の内部の様子を捉えた映像が公開された。マット・ゲイツ元米下院議員は10日(現地時間)、自身のX(旧Twitter)でエルサルバドルのテロリスト監禁センターを訪れた映像を公開した。彼は映像内の受刑者たちを米国から追放されたベネズエラのギャング「トレン・デ・アラグア(Tren de Aragua)」のメンバーだと紹介し、この映像を独占先行公開すると明かした。

引用:X@mattgaetz
引用:X@mattgaetz

英デイリー・メールによると、この映像はアンディ・オグルス、ビセンテ・ゴンザレス、アンナ・ポリーナ・ルナらの米下院議員団がエルサルバドルのナジブ・ブケレ大統領と共にテロリスト監禁センターを視察する過程で撮影された。

映像には受刑者たちが鉄格子に寄り添い、通路を通る人々に向かって叫ぶ様子が映っている。一部の受刑者は上半身裸でタトゥーを露にしている。

ルナ議員は「今日、決して忘れられない悪を目の当たりにした」と訪問の感想を述べた。彼女は「MS-13(米国で活動する中南米系ギャング)のメンバーによる幼児殺害現場を目撃したという告白や、50人以上を殺害したという声を聞いた。幼少期に組織に引き込まれた彼らは、魂と人間性を踏みにじられ、殺人者となった」と語った。また、「受刑者の中にはメリーランド、マサチューセッツ、バージニア、テキサスなどで不法滞在し、何度も強制送還された者もいる」とし、民主党議員は彼らを擁護するのをやめるべきだと主張した。

2023年に開設されたテロリスト監禁センターは、最大4万人を収容できる世界最大規模の刑務所である。エルサルバドルの最も凶悪な犯罪者を収容する場所として知られているこの施設は、ブケレ大統領のギャング対策を象徴する場所でもある。以前、ブケレ大統領は米国から追放されたギャング活動容疑の移民を1年間この施設に収容する条件で、トランプ政権と600万ドル(約8億8,286万円)規模の契約を結んだ。この施設の受刑者の70人が一部屋に配置され、1日のわずか30分を除いてはずっと部屋に閉じ込められたまま生活している。外出や面会は禁止され、マットレスもない狭い鉄製のベッドで寝なければならない。

最近、このテロリスト監禁センターにはトランプ政権の移民取り締まりの一環として米国から追放された数百人のギャングが収容された。

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