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2025年05月24日土曜日
ホームニュースウクライナ親ロシア派元幹部がスペインで銃殺!マドリード米国人学校前で3発被弾、正体不明の襲撃者が逃走中

ウクライナ親ロシア派元幹部がスペインで銃殺!マドリード米国人学校前で3発被弾、正体不明の襲撃者が逃走中

引用:Depositphotos

親ロシア派で知られているウクライナのヴィクトル・ヤヌコーヴィチ元大統領の補佐官が21日(現地時間)、スペインで殺害された。

AP通信などによると、スペイン内務省は元補佐官のアンドリー・ポルトノウ氏が首都マドリードの米国人学校正門前の駐車場で銃撃を受け死亡したと発表したという。マドリード当局は、ポルトノウ氏が駐車場で少なくとも3発の銃弾を受けて死亡したと明らかにした。

目撃者の証言によると、ポルトノウ氏が自身のメルセデス・ベンツに乗り込もうとした際、身元不明の複数の襲撃者から銃撃を受けたという。現地メディアは、容疑者らが徒歩で逃走したと報じ、警察のヘリコプターが付近の公園上空を警戒飛行していると伝えた。

ポルトノウ氏は、2010年から2014年までウクライナ大統領を務め、その後追放された親ロシア派のヤヌコーヴィチ政権で大統領府副長官を務めていた。当時、反政府デモ隊に対する処罰法案の準備に関与し、親欧米のペトロ・ポロシェンコ政権下で反逆罪の捜査対象となったが、2019年のゼレンスキー大統領の就任から3か月後に事件は終結した。2021年には汚職関連の容疑で米国の制裁対象リストに掲載された。

ウクライナ側は今回の事件への関与を否定している。一方で、ウクライナ元議員イリヤ・キバ氏の暗殺については認めており、ウクライナ保安局(SBU)は「敵は必ず犯罪の責任を取らされる」と警告した。

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