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2025年06月16日月曜日
ホームニュース「率直で深い対話ができた」第3回日米貿易協議、トランプ政権がUSスチール買収にゴーサイン

「率直で深い対話ができた」第3回日米貿易協議、トランプ政権がUSスチール買収にゴーサイン

引用:depositphotos*この画像は記事の内容と一切関係ありません
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アメリカと日本は23日(現地時間)、ワシントンDCで開かれた第3回関税協議で、両国間の貿易拡大、非関税措置、経済安全保障協力などについて再度議論を重ねた。

日本側の関税担当閣僚である赤沢亮正経済再生相は、協議直後に記者団に対し、「これまでの協議以上に率直で深い対話ができた」と述べた。さらに、6月のG7首脳会議を機に行われる日米首脳会談に向けて、両国の接点を見出すべく閣僚間で緊密に協議を続けていく方針を示した。

赤沢経済再生相は「米国に対し、一連の関税措置の再検討を改めて強く求めた」と説明した。また、ドナルド・トランプ大統領が同日、バイデン前政権が国家安全保障上の懸念から阻止していた日本製鉄による米鉄鋼大手USスチールの買収を承認したことについては、「正式発表を待ちたい」との立場を示した。

今回の協議には、前回まで出席していたスコット・ベッセント米財務長官が不参加だった。赤沢経済再生相は、グリア米通商代表部(USTR)代表、ラトニック米商務長官とそれぞれ個別に会談を行った。

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