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2025年06月07日土曜日
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日韓シャトル外交の復活なるか?石破首相が韓国新政権との協力関係構築に積極的な理由とは

引用:日本政府

石破茂首相は4日、韓国のイ・ジェミョン大統領当選に関し、「韓国の民主主義の結果として韓国国民の選択に敬意を表する」と述べ、「就任を祝福する」と明らかにした。

石破首相はこの日の午前、首相官邸で記者団と会見し、今年が日韓国交正常化60周年であることに言及した。彼は「民間を含む日韓交流をさらに活発化させたい」と強調した。

続けて日韓両国が急速な少子高齢化、人口の首都圏集中、対米同盟関係を含む外交・安全保障政策など共通の課題を多く抱えているとし、「日韓国交60周年を機に、イ大統領と日韓、日米韓協力を活発化させたい。それが60周年の大きな意義だ」と評価した。

イ大統領が過去、日本に対して批判的な発言をしていたことに関し石破首相は、「韓国内にも世論がある」としつつ、選挙運動中に日本を「重要なパートナー」と呼び、親日的発言もしたと紹介した。

石破首相は「日本は本当に韓国と胸襟を開いて民間を含め積極的に交流し、絆を強化したい」と述べ、「政府として努力する」と付け加えた。

石破首相は「日韓首脳会談は早期に実現することが望ましい」とし、イ大統領との早期会談に意欲を示した。また、両国首脳が定期的に相手国を訪問するシャトル外交の重要性は、韓国のどの政権下でも変わらないと強調した。

石破首相は在韓日本大使館がX(旧Twitter)のアカウントを通じて、イ大統領の当選を祝福したことも明らかにした。韓国語と日本語で投稿された文章で、「日本と韓国は国際社会の様々な課題についてパートナーとして協力すべき重要な隣国だ」と述べ、「日韓関係が安定的に前進できるよう国民間交流を大切にしながら、両国政府間で緊密に意思疎通を図っていきたい」と表明した。

石破首相は昨年12月の非常事態宣言前に韓国訪問を検討するなど、日韓協力の重要性を一貫して強調してきた。彼は「現在の戦略環境下で両国関係の重要性は不変だ」と繰り返し言及している。

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