メインメニューへスキップ(上段) メインコンテンツへスキップ メインメニューへスキップ(下段)

【仮想通貨】「2兆ドル予測を大きく上回る可能性も」ベッセント長官の強気発言…ステーブルコイン急成長で米国債需要拡大、ドル基軸通貨地位の逆襲なるか

織田昌大 アクセス  

引用:Shutterstock*この画像は記事の内容と一切関係ありません
引用:Shutterstock*この画像は記事の内容と一切関係ありません

スコット・ベッセント米財務長官は、今後ドルベースのステーブルコインの時価総額が2兆ドル(約288兆1,495億円)に達する可能性について「極めて合理的な見通しだ」との認識を示した。

ベッセント長官は11日(現地時間)、米上院予算小委員会で「米国債で裏付けされるステーブルコインの法制化は、ステーブルコインを通じたドル使用を世界的に拡大させる」と述べた。

「今後のステーブルコインの時価総額予測として2兆ドルは極めて合理的な数字だと考える」とし、「その数字を大きく上回る可能性もある」と言及した。

ステーブルコインは、価格変動を最小限に抑えるため特定の資産に価値を固定した仮想通貨を指し、主にドルやユーロなどに交換価値が固定されるよう設計される。価値を維持するための担保として、米国債が多く活用される。

ステーブルコインの時価総額は、今年3月末時点で2,373億ドル(約34兆1,392億8,315万円)で、1年前と比べて約2倍に急成長した。テザー(USDT)とUSDコイン(USDC)の時価総額合計は約2,000億ドル(約28兆7,731億円)に達する。

ヘッジファンドで外国為替分野を専門としていたベッセント長官は、ステーブルコインがドルの基軸通貨としての地位を強化するという立場を改めて確認した。

歴史を振り返ると、ドルの地位が疑問視される事例が多かったが、新たな潮流がドルに新しい推進力を与え、そうした不安は常に払拭されてきたと述べた。

そして「トランプ政権は基軸通貨としての地位を維持し、強化することに注力している」と語った。

同日、上院を通過した「GENIUS法案」は、ステーブルコインに対して、1対1の担保義務、マネーロンダリング防止、連邦政府と州政府による共同監督などが明文化されており、ステーブルコインを制度に組み込む立法として評価されている。

一方、欧州中央銀行(ECB)の報告書によれば、ドルの基軸通貨としての地位は引き続き弱まっていることが示された。

昨年1年間で、世界の外貨準備高に占めるドルの割合は2ポイント減少した。

昨年末時点でのドルの割合は58%と依然として高いが、10年前と比べて10ポイント低下した数値だ。

その一方で、金はドルに次いで最も選好される資産として浮上している。

2023年末、世界の外貨準備高におけるユーロの割合と金の割合はそれぞれ約16.5%だったが、昨年末時点でユーロの割合は16%、金の割合は19%にそれぞれ変動した。

昨年、中央銀行は金の保有量を1,000トン以上増加させた。これは過去10年間の年平均水準の2倍以上の規模だ。

現在、金の保有量は1960年代の水準に近づいており、上限に達しつつあるとの分析がある。

織田昌大
odam@kangnamtimes.jp

コメント0

300

コメント0

[ニュース] ランキング

  • 「日韓米軍縮小」に米統合参謀本部副議長候補“重要なのは数ではなく能力”…中・露・北・イランの前例なき協力の脅威を指摘
  • 国連安保理、イスラエルのドーハ空爆に遺憾表明…カタール主権侵害を非難
  • 9.11テロ24年 米国各地で追悼…トランプ氏「2,977人の犠牲者を決して忘れない」
  • 米FBI、「チャーリー・カーク暗殺事件」容疑者を公開手配…大学生程度の年齢・単独犯行と推定
  • OpenAI、MSとの交渉で「1,000億ドル株式」合意! 非営利からIPOへ動き出す巨大転換
  • 「銃弾ではなく言葉で戦え!」カーク暗殺事件、米国で政治的暴力が連鎖する悪夢か

こんな記事も読まれています

  • 【新型SUV】ポルシェ「Octan S」公開…マカン上位に投入される戦略的モデル、最大560ps&PHEVを採用
  • 【新コンセプト】GMCハマーHEVピーク…2ドアSUVでラングラー&ブロンコに挑戦、未来志向デザインにSNS熱狂
  • レクサス新型「IS」、3度目のマイナーチェンジを実施…大型グリルと最新安全技術で進化
  • 「新型T-ロック」フォルクスワーゲン、8年ぶり全面刷新でグループ初のフルハイブリッドを搭載
  • 「日韓米軍縮小」に米統合参謀本部副議長候補“重要なのは数ではなく能力”…中・露・北・イランの前例なき協力の脅威を指摘
  • 「マーベルから解雇されるべき?」クリス・プラットの追悼投稿に批判殺到
  • 「イケメン不要」美女モデルが“醜い男限定”で交際するワケにネット騒然
  • 国連安保理、イスラエルのドーハ空爆に遺憾表明…カタール主権侵害を非難

こんな記事も読まれています

  • 【新型SUV】ポルシェ「Octan S」公開…マカン上位に投入される戦略的モデル、最大560ps&PHEVを採用
  • 【新コンセプト】GMCハマーHEVピーク…2ドアSUVでラングラー&ブロンコに挑戦、未来志向デザインにSNS熱狂
  • レクサス新型「IS」、3度目のマイナーチェンジを実施…大型グリルと最新安全技術で進化
  • 「新型T-ロック」フォルクスワーゲン、8年ぶり全面刷新でグループ初のフルハイブリッドを搭載
  • 「日韓米軍縮小」に米統合参謀本部副議長候補“重要なのは数ではなく能力”…中・露・北・イランの前例なき協力の脅威を指摘
  • 「マーベルから解雇されるべき?」クリス・プラットの追悼投稿に批判殺到
  • 「イケメン不要」美女モデルが“醜い男限定”で交際するワケにネット騒然
  • 国連安保理、イスラエルのドーハ空爆に遺憾表明…カタール主権侵害を非難

おすすめニュース

  • 1
    【奇行】午後の公園にゴキブリ数十匹をばらまいた女…SNSで炎上、公衆衛生に大論争

    トレンド 

  • 2
    「火星内部の隠された真実を暴く!」最新研究が突き止めた“45億年前の惑星大衝突”の破片…内部は均質な層ではなかった

    トレンド 

  • 3
    【NASA発表】火星で“微生物の痕跡”発見!35億年前の湖に潜在的生命の証拠か

    トレンド 

  • 4
    「遺体から精子採取」…銃撃で殉職した記者、2年後に“父親”に!婚約者が代理母出産で妊娠報告

    トレンド 

  • 5
    木の下敷きになった子犬を救った野生のクマ…直後に明らかになった衝撃の事実とは?

    フォトニュース 

話題

  • 1
    「果物の食べ過ぎでダウン!?」担架で病院に運ばれた“トルコのクマ・オカン”の顛末

    トレンド 

  • 2
    午前2時に野生の象が襲来!鉄門を壊し米50キロを爆食い…住民は「日常茶飯事」

    トレンド 

  • 3
    キノコ製カヤックで42キロの海を横断!? 15メートルのシロナガスクジラがまさかの“伴走”

    トレンド 

  • 4
    不倫相手と同じヴィラに!? 離婚した夫、元妻と娘の“真下の階”に引っ越して大波紋

    トレンド 

  • 5
    「空も電気車時代」に突入!破産リリウム施設を継承した独ベリディオンが新型e航空機を加速開発

    フォトニュース