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2025年06月13日金曜日
ホームニュースマスクがトランプに謝罪!「恩知らず」発言を後悔、ヴァンス副大統領の仲介で電話会談実現も関係修復は微妙

マスクがトランプに謝罪!「恩知らず」発言を後悔、ヴァンス副大統領の仲介で電話会談実現も関係修復は微妙

引用:記事の内容と関連しAIツールで作成されたイメージ/ChatGPT
引用:記事の内容と関連しAIツールで作成されたイメージ/ChatGPT
引用:X@elonmusk
引用:X@elonmusk

テスラCEOのイーロン・マスク氏は、ドナルド・トランプ大統領に対し、Xでの発言が行き過ぎだったとして謝罪した。

J・D・ヴァンス副大統領の仲介でトランプ大統領と通話をし、トランプ大統領に対する発言が行き過ぎていたとして、自身のSNSに投稿する形で謝意を示した。

11日(現地時間)、米ホワイトハウスのキャロライン・レビット報道官は同日の定例会見で「トランプ大統領はマスクCEOの投稿を確認しており、感謝の意を示している」と述べ、謝罪を事実上受け入れたことを示唆した。また、トランプ大統領が先週に言及した「連邦政府がテスラなどマスクCEOの企業との契約を見直すべき」との発言については、「現時点で進行中のものはない」と明言した。

トランプ大統領もこの日、ニューヨーク・ポストとのインタビューで「そういうことは起こり得る。マスク氏を責めるつもりはない。」と述べた。

マスクCEOは同日、自身のXに「先週のトランプ大統領に対する一部の発言を後悔している。行き過ぎていた」と投稿した。

米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)によると、今回の謝罪には、ヴァンス副大統領とホワイトハウスのスージー・ワイルズ首席補佐官が水面下で調整に動いたという。両者はマスクCEOに対し、トランプ大統領との関係修復を促し、今月9日に両者の電話会談が実現した。その後、今回の謝罪に至った。

トランプ大統領とマスクCEOは5日、SNS上で激しい言葉を投げ合った。発端は、マスクCEOが政府効率省(DOGE)の職を辞任して間もなく、トランプ大統領が推進する減税法案を「私がいなければトランプ大統領は選挙に勝てなかった。トランプは恩知らずだ」と批判したことだった。トランプ大統領はこれに対し「マスクは電気自動車に対する税控除の廃止条項を知って逆上した」と応じ、対立が激化していた。

トランプ大統領はさらに「連邦予算を削減する最も簡単な方法として、マスクの会社との契約を打ち切ることだ」と発言した。これを受け、マスクCEOはトランプ大統領に関する投稿を削除し始めた。

前日にはマスクCEOの父親エロール氏も登場し、「息子はストレスを受け過ぎて判断を誤った」と語るなど、一連の騒動は家族を巻き込む形となっていた。

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